鎌倉時代の文豪?吉田兼好法師の徒然草の一文の
「住まいは夏を旨とすべし」の言葉は日本の住まい造りの要諦として
あまりに有名な言葉ですね。
徒然草には様々なジャンルの話が出てくるようですが・・・・
その第10段では、理想の家のありようについて述べられて
いるそうです。
「教養のある人が暮らす家は、今風なきらびやかな造りではなくとも、
立ち木は長寿となり、手を加えてない庭の雑草も趣のある風景と
成っている。一方、多くの匠が磨きたてた貴重な調度品を並べ、
庭の草木にも手を加え、自然のありのままの姿を壊して造るような家は
非常に見苦しくて興ざめである。」
と述べられて、家も見れば住む人の心も推し量られると
結論づけているようです。
鎌倉時代といえば今から700年前の時代ですが・・・・
現代の家造りにも非常な警鐘となる言葉に思います。
省エネ住宅をいたづらに高気密高断熱だけで行なおうとする
考え方も非常に短絡的だと思います。
本当の省エネ住宅をもっと考えてみる事が必要ですね。
また高価な住宅設備をつけるのもメーカーの宣伝踊らされて
いるとも言えますね。
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前回は、
日本の一戸建ての建て替えサイクルは平均26年。
アメリカやイギリスなどに比べると、
日本の住宅平均寿命は異常なほど短い。
地域密着産業であった住宅業が、戦後、質よりも量という時代になり、
プレハブメーカーの出現によって工業化されてしまいました。
また、住宅業界は熾烈な競争の時代となり、安さを争うようなことにも・・・。
リフォームで資産価値を上げるアメリカの住宅を見習って、
質の良い住まい、家族と住まいの将来について考えてみましょう。
でしたね。
今日は、資産価値についてです。
◆資産価値
リフォームで資産価値を上げるアメリカの住宅と、
日本の住宅との違いは何なのか?
「私は家を売るつもりも、貸すつもりもないから、資産価値なんて関係ない」
確かに、そう思う方は多いでしょうね。
でも、“資産価値の高い家”ということは、他人から見て「買いたい」
「借りたい」と思える家、と言うことですよね。
つまり、魅力的だということ。
高い資産価値を維持する事とは、いつまでも魅力的な家である、
と言うことなんです。
年月が経つにつれて、ボロボロになって「買いたい」とか「借りたい」
と思われないような家に住みたくないですよね。
それに、人生何があるかわかりません。
想定外の事が起こり、いつ「売る」とか「貸す」ことになるかもわかりません。
売るつもりはなくても、資産価値について少し考えてみませんか?
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読者のみなさまの普段のちょっとしたエコ活動として、家の電気をこまめに
消す、暖房冷房の設定温度を下げたり、奮発してや太陽光発電やエコ給湯器の
導入をお考えでいらっしゃる方々は多いと思います。
まず、エコというよりも、日々の光熱費を少しでも下げるためには、水の利用
も少しでも減らしたいのがホンネですよね。
そこで、全国の30~69歳の既婚女性の節水意識を調査したデータがあります。
※日本衛生設備機器工業会「節水便器の普及に向けた生活者意識調査」
http://www.sanitary-net.com/trend/research.html
このアンケートでは、家庭で最も水を使っていると認識されている場所は、
風呂 68.3%
キッチン 26.1%
トイレ 4.5%
洗面所 0.6%
その他 0.5%
この結果を見ると、家庭では風呂で最も水が使われていると思われています。
では、実態はどうなのでしょう?
東京都水道局の調査では、もっとも水を使う場所は”トイレ”というデータが
でています。
※東京都水道局 平成18年度一般家庭水使用目的別実態調査
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/customer/life/g_jouzu.html
トイレ 28%
風呂 24%
炊事 23%
洗濯 16%
洗顔・その他 9%
トイレは風呂や洗濯と違って1日に何度も使います。もちろん、自分だけでは
なく家族も使います。
ところが、前述の「節水便器の普及に向けた生活者意識調査」によると、
現在使用トイレの洗浄水量は、「10L」が31%で最も多く、ついで「8L」、
「13L以上」、「8L未満」の順になります。
実に、54%の方々がトイレ1回で10L以上の水を使います。
そこで、衛生陶器各社では洗浄水量が5L以下の超節水型トイレも販売していま
す。が、問題は価格。
トイレ空間にこだわりを持つ人を想定しているだけにデザイン性が高く、各社
とも希望小売価格でおおむね30万円台。確かに、トイレ単体にしては高いです
よね。ところが、超節水型トイレが世界の主流になっていくことを踏まえ、
各社とも節水型トイレの普及版を商品ラインアップに揃え始めました。
(ネクストアイメルマガより抜粋)
皆さんはどう思われていましたか?
私も風呂の湯水の使用量が一番多いと思っていました。
以外や以外トイレでの、水の使用量が一番多いのですね。
節約に風呂に入る回数を減らしたりは出来ますが・・・・
意識してトイレに行く回数を減らしたりは出来ませんよね・・
もっとも自宅では我慢して出社してから用を足す人もいるのでしょうか?
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3月26日はある会の役員会&懇親会がありました。
そこでの話ですが某銀行の若い支店長さんが2年くらい前に家を
高気密高断熱のSハウスさんで新築されたそうです。
それもネットでのメールでのやり取りでプランニングを進めて行って
契約をされたとか?
話では聞いた事がありましたが身近で実話として聞きびっくりしました。
そのメーカを選んだ理由はメーカーの集合展示場に
ご家族で行ったそうです。
3メーカーを候補に上げたそうです。
プレハブメーカーのSハウスさんは営業マンの夜討ち朝駆けの
強引な営業手法に嫌気がさしたので断った。
在来工法のS林業さんは営業マンが相手にしてくれなかった?
北欧仕様のSハウスさんはWEB対応で営業にひっつこくなかったから
それがSハウスに決めた主たる?理由のようです。
社交辞令もあるでしょうが「もう少し建てる時期が延びていたら佐々木さ
んのところで建てて貰ったのに」と言われました。(笑い)
それにしても今の若い人はメールでのやり取りで打ち合わせを進めて
家を本当に建てるのですね。
「Sハウスさんは高いでしょう?
最終坪単価は75万以上になったのではないですか?」
「いえいえそんな金額ではないです。坪85万以上になりました」
「家は地域の気候風土に合った家を建てなくては、高気密高断熱の家は
広島の様な温暖で夏蒸し暑い地域には合いませんよ」
言わずもがなの事をつい言ってしまいました。
他の人が「佐々木さんもう建てたあとだからそんな事言わんの」
諭されてしまいました。
「いやあ~おっしゃる通りで夏は冷房がつけても
なかなか効かないんですよ」
そう言われました。
高気密高断熱の合板やプレハブの家は、
家を建てる時はメーカーの展示場に行かれる前に、広島の様に高温多湿な
地域では夏は壁内が蒸れてしまい、家全体の温度が上がり夏は
冷房が効きにくなるのです。
北海道や東北地方など夏の温度や湿度が高くならない地域では
採用してはいけない工法なのです。
是非、弊社の「住まい塾」で家の基本的な知識を身に着けて
下さいね。
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◆定番のデザインは没個性的?
ヨーロッパの美しい街並み。
一見、没個性的な家の集合のように思えますね。
でも、よく似た家の連なりではあるけれども、
まったく同じ家というわけではありません。
では、今の日本の街並みはどうでしょう。
それぞれまったく違ったデザインで無秩序な家々と、
まったく同じ家を並べただけの味気ないもの。
これこそ、没個性的のような気がします。
ヨーロッパの街並みには、歴史や言葉では表現できないような美しさや
懐かしさがありますが、今の日本の街並みにはそれを感じることは
できないように思います。
手づくりの建物には作り手の魂が宿っているけれど、工場で作られた物を
組み立てただけの物には魂が宿っていないということでしょう。
私の家の近所をぐるっと見てみると、
街並みにまったくそぐわないヨーロッパ調の家があるかと思えば、
どこのハウスメーカーで建てたか一目瞭然のプレハブ住宅が何軒か並んでいます。
あなたの家の周りを思い出してください。
よく似た光景ではありませんか?
◆ロングセラーであることを大切に
斬新なデザイン。新しい素材。もちろん気になりますね。
でも、少なくとも外観や外装については、
定番やロングセラーであることも大切だと思います。
次回は、
セルフビルドってご存知ですか?
家は消耗品ではなく、愛着を持って手を加えメンテナンスしていくもの。
「暮らすこと=造ること」であるセルフビルド。
こんな住まいのつくりかたもある、という話です。
では、また。
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追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
◆文化と気候風土からうまれる定番
定番がアメリカでもヨーロッパでも同じか、というとそうではありませんね。
それは、その土地の文化や気候風土に適した素材やデザインが、
昔から受け継がれているからなのでしょう。
日本にも、そのように受け継がれてきた素材やデザインが
地域それぞれにあるはずです。
沖縄と北海道では、文化も気候風土も違いますから、
やはり街並みもまったく違いますよね。
気候風土を無視した建築は、住まいのどこかに問題が
起こってくるのではないでしょうか?
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前回は、
高い資産価値を維持する事とは、いつまでも魅力的な家であると言うこと。
日本では壁紙を張り替えたり、外壁の塗装をするとなると大掛かりで、
ほとんど業者に頼んでいるのが現状です。
では、なぜアメリカでは素人が簡単に模様替え感覚で
リフォームすることができるのか?
答えは、リフォームやメンテナンスをしやすい家だからです。
素人でも手を入れやすい素材や仕上げにしておくこと、
家は、消耗品ではないことを知る、
そして、我が家にもっと愛着を持ちましょう。
これが長く住まいを魅力的にする秘訣でしょう。
でしたね。
今日は、住宅の定番についてです。
◆流行のないデザイン
ヨーロッパの街並みの写真や映像などを見ると、
外観デザインや外装に使われている素材が統一されていて、
とても美しいと感じます。
アメリカも同じで、街並みの雰囲気を壊すことがないよう、
メンテナンスをし、木や芝生の手入れをしていますね。
では、日本はどうでしょうか?
家ごとに外観のデザイン、雰囲気、まったく違います。
外装材などもまったく違いますね。
日本の住宅には流行があって、今のデザインや素材でない家は
古いと感じてしまうのではないでしょうか?
アメリカの住宅が何十年と経っても古く感じないわけは、
デザインや素材に流行がなく、長い間変わらないからだと思います。
つまり、定番が長い間ずっと愛されている、ということでしょう。
愛着を持ち、手入れしていけば、古さは風合いや魅力に変わるのだと思いま
す。
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◆住宅の工業化
元々、住宅は地域密着産業でした。
地域には何人かの大工さんが居て、その地域に住むお客さんの家の
新築からリフォームなどで生活していました。
ところが、それでは住宅そのものが足りなくなり、質よりも量を
確保しなければならない時期がありました。
戦後のことです。
戦後、プレハブメーカーの出現によって住宅が工業化され、
住宅業界は熾烈な競争の時代になりました。
プレハブメーカーとは、今の大手メーカーのことですね。
その後、建築基準法や公庫の基準、品確法なども整備されて、
住宅の品質は少しずつ上がってきているようです。
ですが、日本には住宅の使い捨ての考えがまだまだあって、
中古住宅の流通が活発ではなかったり、リフォームのしにくさ
などから長寿命の家への関心が低いようです。
寿命の長い工法や素材などを厳選して建てることや、
適切なメンテナンスをすること、
住み手の変化に応じてリフォームをすること、
などで長寿命の家は可能ではないでしょうか?
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◆リフォーム大国アメリカ
アメリカでは自宅のリフォームが日常的に行われています。
リフォームというと大掛かりな工事かと思われるかもしれませんが、
そうではありません。
住み手によるDIYのレベルです。
プチ・リフォーム、あるいはメンテナンスという感じでしょうか。
外壁のペンキの塗り替えや部屋の壁紙の張替え、などのことです。
なぜアメリカ人はリフォームに熱心なのでしょう?
答えは簡単です。
きちんと手入れをしておけば家の資産価値が上がって、
売買時に値上がり、益が得られるからです。
アメリカでは住宅そのものも、設備機器も、
古いものを手入れしながら長く使う、と言うのが基本的な考えだそうです。
日本のように、古くなったから新しいものに取り替える、
と言うことはあまり無いんだとか。
だから、築20年、30年くらいの家は全然めずらしくないんですね。
中古になったとたん価値が一気に下がり、築年数が古くなればなるほど、
大幅に割安になる日本とは全く考え方が違いますよね。
リフォームで資産価値を上げるアメリカの住宅と、
日本の住宅との違いはなんでしょう。
次回は、その違いについてです。
では、また。
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美しい街並みを目指して、
全国各地で自分たちの暮らす新しいまちや家づくりを、
住民たちで考え、希望にあった住まいや環境を手に入れよう
という動きが起こっているようです。
建築基準法は、主に建物の構造的安全や火災予防、環境衛生についての
最低基準を定めたものに過ぎません。
しかし、建築基準法に則って設計・建設されているにも関わらず、
多くの近隣トラブルを引き起こしているのです。
長く快適に住み続けようとするなら、住宅地としての住環境の保全や
美しい街並み景観等を整えるために、
さらにもう一歩進んだコミュニティルールや近隣相互の気遣いなどが
必要なのかもしれませんね。
では、また。
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