佐々木順建設は広島の工務店、
自然素材の木の家でつくる注文住宅
二世帯住宅もおまかせ下さい

社長ブログ

広島には広島の家の建て方がある?
投稿日:2009年02月26日

今日は久しぶりに?本業の家の話をします
タイトルは「広島には広島の家の建て方がある」

「日本には日本の家の建て方がある」と言っても良いのですが
日本は大体が高温多湿な気候です

一部北国では低温低湿な地方もあります
昔の日本の家づくりは、徒然草で吉田兼好法師が書かれた様に
「住まいは夏を旨とすべし」
つまり夏を主体に考えた家づくりをしていました

ところが今はどうでしょうか?
広島のように温暖な瀬戸内の気候風土にも関らず

大手プレハブメーカーだけではなく、地場の工務店やビルダーさえ
こぞって外断熱を中心にした高気密高断熱住宅を作っています

キャッチフレーズが「年中ティーシャツで過ごせる家?」
こんな家で育った子供はどうなるのでしょう?
皮膚呼吸は退化して行き体内の温度調整機能も劣化して
風邪をすぐ引いてしまうような病弱な
体質になるでしょう

外部環境に四季がある風土で、年中春のような家に
暮らしてどうするのでしょう?

高気密高断熱の家は室内の空気調整はすべて機械に頼ります
24時間換気扇を回し続けなければすぐに室内の空気は汚れて
また空気中の酸素濃度も薄くなります

冬はまだしも空気中のホルムマリンをはじめ
有毒ガスを含むVOCは湿度温度の高い
6月からが濃度が急に上がってきます

高気密高断熱の家は夏に壁内が蒸れて内部結露を
起こす恐れがあるだけでなく
VOCの濃度が上がり室内空気環境を汚染することです

また2X4やプレハブ工法、在来工法の家でも
集成材を使いビニールクロス新建材だらけで作った
高気密高断熱の家は家自体に保温性がありません

高気密高断熱メーカーのSハウスのモデルハウスは
夏の冷房が効きにくく暑いそうです

冬の暖房はよく効く様でしょうが・・・・
広島の冬は零下はほとんどありませんから

高温多湿な広島では「夏涼しく冬温かい」中気密中断熱の家
自然のエネルギーを最大限に利用して、イニシャルコストも
ランニングコストも安い自然素材の家を造りましょう

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鶴の夫婦は骨まで愛す
投稿日:2009年02月24日

昔、城卓也と言う演歌歌手が「骨まで愛して」
と言う歌を大ヒットさせました。

2月23日付の日経新聞の文化欄に、
釧路市の丹頂鶴自然公園を開設した高橋良治さんの
丹頂鶴の話が書かれていました

それを読んで感動しました
丹頂鶴の夫婦の絆は本当に強いようです
オスが「クオー」と一声
メスが「カッカッ」と二声鳴きあう求愛ダンスで、
いったん夫婦になるとどちらかが死ぬまで、
死んでもしばらくは別れる事がないそうです

死ねば当然動かなくなりますが、生きてる方は
死体にカラスやキツネが近づくと翼を広げて威嚇して、
くちばしで突いて撃退するそうです

骨だけになっても行動は変わらない
大雨で死体が流されたり、雪で埋もれて隠れてしまい
見えなくなってしまわない限りはそばにいるらしいです

死体が見えなくなってしまって初めて
何処かに飛んで行くそうです

何と絆が強く深い愛情で結ばれているのでしょうか?
人間の夫婦は最近簡単に離婚しますよね

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工務店を継ぐ
投稿日:2009年02月12日

先日大学時代の仲間の話をしました
全部で8人の仲間がいましたが
3年前に小豆島出身のS君は肺がんで他界しました

親が工務店をしていたのは全部で4人いました
浜松のS君の親父さんは設計事務所を経営してました

設計事務所を継いだS君も自分の代で家業はたたむ様です
親父の会社を継続してるのは私だけです
建設業界はそれだけ厳しいと言う事でしょうか?

60歳を目の前にして80歳まで生きてもあと20年
人生は短いものですね
生涯現役臨終の時が退職だとホームページに載せてる
広島のリフォーム会社の名物会長がいますが

やはり後継者に不安があるからなのでしょうか?
2代目3代目と事業を継承して行くのは何の業種であれ
簡単ではないですね

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子供部屋の取り方
投稿日:2009年02月11日

子育て世代の方にとって子供部屋の造り方は非常に
関心のあるところでは無いでしょうか?
勉強が良く出来るようになる子供部屋の造り方と言う
タイトルの本もでまわっている様です

私は59歳もう子供も成長して所帯持ちです
子供が小さい時ならためしに読んでみたか知れませんが

ところで子供部屋は方位で行くと
何処に取れば良いと思われますか?

これは弊社の住まいのクイズの問題の一つです
正解は北向きの部屋です

何故北向きの部屋が子供部屋としてベストなのでしょうか?
それは子供部屋の役割を考えれば正解が簡単に浮かびます
子供部屋の役割は大きく分ければ、勉強と睡眠ですよね

集中して勉強できる環境は、一日中また四季を通じても
太陽の日照の影響を受けず平均的な明るさが保てる北向きの
部屋となります

昼間は学校に行ってるので余り日照は
いらないからでもあります
それと子供部屋は一番使い方が短期間で
変化が起こる部屋ですよね

兄弟小さいうちは一緒に大きな部屋で生活させた方が
兄弟が仲良くコミュニュケーショが取れます

だから大きくなって個室が必要になった時に
収納か引き戸で仕切れるように、可変空間で設計した方が
子供が巣立って家を出たときにまた一つの大きな部屋に
簡単に出来ます

子供部屋こそは可変空間として捉えるべきだと思います

子供室恵みすぎては惰弱の因
と言う言葉も有るようです

「広さも8~10畳を後で二つに仕切る位の広さで十分ですよ」
と住まい塾では皆さんにお話しています

住まい塾をまだ受講されてない方は是非一度気楽な気持ちで
お越し下さい
子供さん連れでもスタッフが子守致します

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高気密高断熱住宅?
投稿日:2009年02月6日

広島でも相も変わらず高気密高断熱住宅が建てられています
北海道で生まれたSハウス、M建工のFP工法は日本で言えば
ごく限られた寒冷地の住宅仕様の筈です

瀬戸内の温暖な広島で
高気密高断熱住宅を建てるのはきちがい沙汰と
私は住まい塾では話をしています

住宅が魔法瓶の様な高気密高断熱された環境では
健全な心身が育まれるでしょうか?

昔は相撲取りで強い名力士と言えば北海道、東北地方の人が
圧倒的に多かったのですが
現在は寒冷地の地方の強い力士は非常に少なくなりました

その大きな原因は住宅の高気密高断熱化にあると言われています
機械空調で一年中春の様な人工的環境が人間本来持っている
自然体の肺機能などを極端に低下させるのです

現在モンゴルなどの大自然で育った相撲取りが
台頭してきているのは良い証拠とも言えます

育ち盛りの子供にとって、高気密、高断熱、計画換気の住宅は
人工的環境です

寒冷地でも弊害の多い高気密高断熱の住宅を温暖な広島で
造る間違いだけは辞めましょう

人工的環境と自然的環境の比較は野暮の極みです
住まい造りに最も適した材料は、自然素材より勝るものはありません

機械的換気と自然換気もまた然りです

今日は真面目な住まい造りのブログとなりました

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長期優良住宅への疑問
投稿日:2009年02月5日

200年住宅の呼び名が長期優良住宅と変わりました
本来ならば「100年住宅」と言う言葉を使いたかったのに
商標登録の規制により使う事が出来なかったので、
やむ得ず200年と言う大げさな数字を取ってつけたたものの、
科学的な根拠が薄いために使わなくなり、
名称を200年住宅から長期優良住宅に変えたようです

国土交通省も何をやってるのでしょうか?
現在日本の住宅の平均の建て替え年数は32年くらいです
つい20年くらい前は20年足らずだったとか?
住宅がいかに安普請だとしても20年や30年で壊れるでしょうか?
60年やそこらは十分にもちます

では何故建て替え年数が、他の先進国の中で極端に短いのか?
家は壊れるのではなくて住んでる人の意志で壊されるのです
では何故まだ十分使える家が、簡単に壊されるのでしょうか?

設備が古くなったから?
みすぼらしくなったから?
使い勝手が悪いから?
雨漏れするから?

直そう思えば直せるのに何故建て替えするのか?
大きな家族の変化とかで、どうしても建て替えざるを得ない
ケースは別にすると

当初の間取りが悪すぎて、どうにも増改築では対処できない
と言うケースが多い様です

しかし一番の大きな要因はその家に建てぬしの
浪漫が盛り込まれているかどうか?
その家族の思いが込められた家かどうか?
その家に愛着を家族が持てる家かどうか?

その家が長期優良住宅かどうかは、お金を出して建てた
住んでるその家の人が決めることです

シックハウスをもたらした高気密高断熱の
省エネ住宅の時も旧建設省のやり方の様に
このたびの200年住宅もあいも変わらず
全国一律の性能表示の認定だけで、税制の優遇、
補助金を出すやり方は、可笑しいのです

ハウスメーカーの長期優良住宅を謳った商品が沢山認定されてます
徹底した利潤の追求、効率性、プレハブ化での大量金太郎飴的な
住宅の生産で、住む人が浪漫を感じて、住み甲斐や愛着を持てる住宅が
出来るのでしょうか?

補助金や税制優遇を餌に、政府が主導して住宅の長期化を図るという
考えは本来の姿ではありません

地域に根ざし地産地消で気候風土にあった在来工法の仕組みのなかで
住まい手の心情を組み入れた住まい造りに、地域性に応じた仕様を定めるのが
本来の行政のやり方ではないでしょうか?

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もし明日死ぬなら何をする?
投稿日:2009年02月4日

もし明日死ぬ事が分かったなら、あなたなら何をしますか?

美味しいものを食べれるだけ食べる
好きな音楽を聴き捲くる
愛する人と一緒に過ごす
好きな酒を浴びるほど飲み干す
今まで世話になった人に手紙を書く

思いつくままに書いてみましたが?
身につまされないと何をしようとするか分かりません

私は貝になりたいの一場面で死刑執行を12時間後?と
言い渡された人が神父さんからワインを一杯貰います
「飲み干した」死刑囚に神父さんが聞きます
何か他にしたい事は有りませんか?

死刑囚が答えます
「ワインをもう一杯下さい」
また一気に飲み干します
「もう一杯もらえますか?」
また一気に飲み干します

そこで牧師は死刑囚に淡々と聞きます
「ほかに何か望みはありませんか?」
隣で見ていた女房が横でそっとつぶやきます
「どうせもうすぐ処刑されるのに」・・・

また女房に怒られそうですが・・・
女性は時にこの様な冷静沈着な事を
平気で言い放ちます

勿論その様な女性ばかりでは有りませんが
男は結構センチメンタリストが多いものです

私は年取るごとに涙もろくなり、テレビの一場面で
すぐ涙が出てきます

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居は気を変える
投稿日:2009年02月2日

今日のタイトルの「居は気を変える」とは、中国の儒教の大家で
名高い孟子がもうしたそうです

また出ましたオジンギャルが

皆さん孟母三遷と言う話を聞いた事が有りますか?

孟子が幼い頃、彼の家は墓地の近くにあったそうです
その為いつも、葬式ごっこして遊んでたそうです
孟子の母は「ここはあの子が住むにふさわしくない所だわ」
そう考えて引っ越す事にしました

移り住んだのは市場の近く
孟子は今度は商人の真似をして商売ごっこをして遊んだそうです
孟子の母は言った
「ここもあの子が住むによくないわ」

再び引っ越して、今度は学校の近くに住んだそうです
孟子は、学生がやっている祭礼や、礼儀作法の真似事して遊ぶようになった
「ここならあの子にふさわしい場所だ」
孟子の母はここに腰を落ち着ける事にした

やがて孟子は成長して、六経を学び、後に儒家の大家になりました

その孟子が、「居(住居)は気を(精神)変える」と言われたそうです

住まいは単なる建物(ハード)だけを整えればよいものではない

住む人にとって最も身近な環境です

外部環境と内部環境を考えながら、慎重に建てましょう

月に2回「住まい塾」と言う教室で住まいの基本的な役割や理念また
実践も含めた勉強会を開催しています

一回3組限定で行ってます
興味のある方はご参加下さい

詳しくは弊社ホームページをご覧下さい

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