バブルがはじけて土地神話が崩れました。
土地は持っておけば必ず値上がりする。
バブルの時代は街中に自宅のある人は全て億万長者になりました。
その時代に土地に投資をした人は殆ど大損をしました。
私の周りでもそれが原因で会社を潰した人も沢山居ました。
日本の住宅の平均寿命は30年足らず
高度成長期に大量に粗悪なプレハブ住宅を生産したのが
大きな要因ですが・・・・
人気の無い福田首相は200年住宅を提唱していますが、
ヨーロッパやアメリカの住宅寿命は日本の3~4倍です・
200年住宅は眉唾としても100年くらいのスタンスでこれから建てる
住宅は考える必要があります。
長寿命住宅を考えた場合日本のように高温多湿な地域では
昔ながらの在来木造工法で建てるのが必須です。
構造体を合板や集成材軽量鉄骨で造り、新建材やビニールクロスで
建てた家が100年以上持ち資産価値が出てくるとは思えません
資産価値のある家を建てる必要が出てきたこれからの家造り
いよいよ我々の時代の復活でしょうか
明日の夕方久しぶりに親族が集まります。
親族と言っても私の子供と孫それに女房の母親と妹
義理の母は脳内出血を起こして4年目、
残念ながら車椅子の生活になりました。
歩く事が出来ず独身の義理の妹が見てくれてます。
女房も時々は食べ物を作って行ったりしてます。
明日は全員の孫や曾孫が集まるのでさぞ喜んでくれるでしょう
昔ながらの親のタイプで自分をさて置いても子供にしてあげる
と言う母さんなので大事にして上げなくてはと思います。
私の両親は他界したので親孝行したいと思います。
また久しぶりのココと会うのですが・・・・
最近反抗期なのか昔のように私に甘えてきません
最近情けなく思う事があります。
誠心誠意尽くしてあげて、その思いを感謝の気持ちで
返す人と、こちらの誠意に図に乗る人と二種類有るのだなと
つくづく思います。
創業者の親父がよく私に言ってました。
「徹!世の中には抱いてやると、今度はおんぶしてくれ」と次々
我侭言ってくる人種が居るものだと
最近の出来事でつくづく
「昔の人の人生経験からの言葉には重みがあるものだと」つくづく
思い知らされる事が続きます。
因果応報と言う諺もありますから
そう言う事に遭遇するのにも結局はお前に原因が有るのだと
言われそうですが
私の大学の友人に静岡の建設会社の子会社の社長になってる
奴がいます。
最初は本社で建築本部長をやっていたのですが・・・
色々有ったようで今のポジションに落ち着きました。
主にはソーラー発電のパネルの販売が主のようですが・・・
メーカーの本部からやり手のセールスマンが販売の教育に
来た時の話です。
今まで二人来たトップセールスマンが全く同じタイプ
朝礼で訓話をしてもらった所二人とも何を言ってるのか要点が不明
話は下手
友人はこいつら本当にトップセールスマン?と思ったそうです。
しかし社員と初めての地域を飛び込みセールスやらすと
必ず200万位のソーラー発電のパネルを2件くらい契約してきたそうです。
友人がその秘訣を聞いたら「奥さんの愚痴やら、よもや話をただひたすら
真剣に聞いてあげる事」と答えたそうです。
二人ともほぼ同じような答えだったそうです。
口八丁手八丁がトップセールスマンのイメージですが・・・
お客さんの話をまず真剣に聞いてあげる
私の尊敬する感情マーケッターの第一人者神田昌典先生もそういえば
著書に「お客さんより二割以上自分が余計にしゃべったらその商談は
失敗する」と書いて有りました。
お客さんの話をひたすら聞く
これって簡単な様で難しい事ですよね?
私の父親は能美島で生まれ高等小学校(今で言う中学校)を卒業後
能美島で大工の角島棟梁の弟子入りをしました。
20歳過ぎる頃は一人で家を請け負うて建てるようになりました。
昭和47年位までは日本の家は木と土と草と紙、
自然素材で造られました。
それがこの35年程の間に、ガタガタと崩れました。
家電製品や自動車などの工業製品の様に、
工場のプレハブ化による
住宅の大量生産が造られる様になりました。
全国で同じ家地域の気候風土を無視した、
どこで建てても同じ金太郎飴の様な家造り
プラスチックや塩化ビニール製品、
所謂地下資源石油製品を加工した
化学素材の家は、壊した時大量のゴミとなります。
現場ではプラモデルのように組み立てるだけですから
そこには大工の技量も棟梁の力量も要りません。
その後には北米から輸入されたツーバイフォー住宅、
これも合板パネルを釘で打ちつけたもの
そしてそれらによる政府も推奨した高気密高断熱の家
全てを密封した魔法瓶の中の環境が
住む人の健康に良い筈はありません。
それにより発生したシックハウス症候群・・・・
社会問題になりシックハウス法が施行されると今まで高気密高断熱の
化学素材の家を大量生産していた住宅メーカーもこぞって
「住む人にも地球環境にも優しい健康住宅」のオンパレード
本物の健康住宅地域の気候風土に合った住宅とは
一体何なのかを?冷静に検証していく必要が有ります。
人気の無い福田首相ですが「200年住宅」を掲げられています。
是非私の「幸せを生む住まい塾」を受けて見て下さい。
その答えが見つかりますよ
久しぶりに真面目に住宅造りの話を書きました。
先日私が留守の時にホームページから私の会社を知り
家を建てて貰えますか?と来館されました。
専務が対応して丁度完成真近の安芸矢野南の家を見ていただきました。
大変気に入られて「もう少し早くあなたの会社を知っていたら?」
と言われたそうです。
図面を新潟の知り合いの設計士に引いて貰い設計料も払われていて
その図面で家を建てるという事でした。
図面を拝見した所まさに寒冷地仕様の設計
屋根の断熱材はセルロスファイバー225ミリ
柱も構造材も全て集成材、ご年配のご夫婦の終の棲家であるのに
なぜかシャワーしかない?
数社の競争見積もり?
すまい塾で気候風土に合ったすまい造り、集成材は使いませんと
強調しているのにあまりに私の設計コンセプトもかけ離れた設計なので
図面を返却してお断りしました。
設計される方もそれぞれの地域風土に合わせた設計仕様にされないと?と
強く感じた事柄でした。
今日は安芸矢野南の家の写真を
森本嬢が取りに行きます。
私も一緒に行きます。
昨日は現場に女房と行きました。
黒と白のモノトーン
内も外も柱の見える真壁、外壁は白い漆喰壁、
外部の木部は黒の自然塗料
内壁は腰壁には一部松の無垢板
後の殆どシラス壁の押さえ塗り、
浴室はハーフユニットで腰壁、天井は桧の
無垢板を張っています。
構造的には登り梁工法を採用、今回は切り妻方向を登り梁に
しました。
2階に非常に面白い空間の広がりが出来ました。
まさに日本人の知恵「日本の伝統工法の真壁の家」です。
私は個人的には和の家が好きです。
今回は玄関ポーチ、玄関のたたき、シューズインクローゼット共
豆砂利の洗い出しを採用しました。
タイルとまた違ったテイストでよい雰囲気に仕上がりました。
細かい所にも色々工夫がされています。
今までにない「和の家」となっております。
昨日多田嬢もプレ、グランドオープンの案内をしていましたが
是非ご来場ください。
ホームページでご案内しております。
知人のビルの祝賀会で設計事務所、建築会社、設備会社、
三社とも呼ばれて感謝状を貰われました。
その時の設計事務所の所長のスピーチを聞いていてアレ?と思いました。
設計者と施主は共同して建物を生み出す、
いわば作品は子供の様なものだと言う様な趣旨の内容でした。
その中には実際に施工した建設会社や設備会社への
ねぎらいの言葉は一切ありませんでした。
あるのは施主との出会いや打ちあわせの過程、
H銀行が店子で入るので銀行へのおべんちゃら
昔私は世界を分野に活躍している安藤忠雄の講演を
聴いたことがあります。
その時安藤先生は「僕たち建築家は勘違いしている人が多い。
よくこの建築物は私が造りましたと話をします。
それは違います、建てたのは建築会社だ、
いや現場管理をしてくれた現場所長をはじめとした現場監督の皆さんです。
いやもっと正確な表現をすればその建築に携わった
一人ひとりの職人さんの努力の結晶だ。
我々建築家は図面で表現をするが、実際に施工する一人ひとりの
の職人さんの腕が伴わなくては決して良い作品など出来ない」と
私はその話に感動しました。
世界的な著名な建築家がなんと謙虚なんだろうと・・・・
独学で建築を学び世界的にも有名な建築家になられた安東忠雄さん
だからこその言葉なのでしょうが・・・・
現場へのねぎらいの言葉一つかけない建築事務所の所長の言葉に
がっかりしました
最も建築会社もその設計事務所を持ち上げる言葉が挨拶になかったから
お相子なんでしょうか?
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