４０坪の家が大手プレハブメーカーで2500 万円、

地場の工務店も2500万円の工事価格がしたとします。

この２５００万円の家ですが品質が同じだと思われますか？

大手メーカーの工事原価は４割から５割くらいしかお金は

工事にかかっていません。

というよりかけれません。

何故か？

支店経費に本店経費、広告宣伝費、固定展示場の経費、

営業マンの人件費、テレビコマーシャル、豪華なパンフレット

まる投げの下請け工務店の経費、小会社の工事管理会社の経費

数え上げればきりがない程に間接経費がかかっています。

ブランド志向の強い人で家を建てるならどうしても大手の会社が良いと

言う人ではない方は、大手の家づくりの仕組みを考えてみて下さい。

プレハブ工法で家を建てたい方ではなくて、

在来工法で家づくりを考えている方は地場工務店の選択を是非して下さい。

弊社では「広島には広島の家づくりがある」と言うコンセプトの

家づくりの勉強会を開催しています。

無垢材と自然素材で造る本物の健康住宅の勉強会です。

興味のある方は下記より是非ご参加ください。

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ゴールデンウィークにこころの団地のモデルハウス見学に

愛する妻ともっと愛する孫娘と４人で行きました。

二人の孫はモデルハウスのロフトの中で大はしゃぎでした。

現在は本浦の中古住宅に住んでいます。

私らで買ってやりました。

「じいじいもうココは今の家は飽きてしまった？早く新しい家にすみたいなあ～」

と私の顔色を伺います。

財力があれば可愛い孫の為に建て替えをしてやりたいのですが

自分の住んでいる家も親父が建ててくれたものです。

６歳になりピカピカの１年生ですから知恵もついて来ました。（笑い）

２９棟新しい家が建っていますが・・・

これが日本の住宅なのかなあ～と思える家ばかりです。

３０代の前半の子育て世代がターゲットからなのだからでしょうか？

西洋かぶれした家か？無国籍なデザインの家ばかりでした。

平均寿命が８０歳を越えて来た日本です。

６０代からなお２０年以上住むようになるのですが・・・・

広島の気候は地球の温暖化をもろに受けて、夏は益々暑くなり

梅雨の雨量も増すばかりです。

しっかりと屋根の庇を深くとり、窓庇(霧よけ）もつけた家造りにしないと

夏は太陽の陽ざしが部屋のもろに入り、梅雨の雨が外壁にあたり

外壁の劣化がすぐ起こってしまいます。

吉田兼好法師は徒然草の中で「住まいの造りようは夏を旨とすべし。

冬はいかなるところにも住まる。暑き比わろき住居は、堪えがたき事なり。」

と書かれました。

これが書かれた鎌倉時代には、当然扇風機もなければエアコンもありません。

冬はどこでも住めるとありますが、現代人は贅沢に出来ていますから

適当な断熱は必要ですが・・・・

広島の様な温暖で夏の暑さが年々厳しくなる地域では、「夏涼しい家づくり」

が基本です。

断熱材や断熱工法を気にするより、夏は家の中に風が通り抜ける様な

窓のつけ方を工夫をする。

屋根の遮熱を考えるのが肝心です。

日本の住まいは屋根の文化と言われています。

それに対して西洋の住まいは壁の文化と言われています。

屋根の美しい日本の家の佇まいは経年変化しても飽きが来ません。

また長持てもします。

気候風土に合った住まいづくりが、長寿命な家づくりの基本です。

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家づくりの失敗は資金計画の失敗です。

旧住宅金融公庫がゆとり返済と言う制度を１０年前にしていましたが

それが原因で住宅ローンが払えなくなり住宅を手放す事になった人が

沢山出ました。

これは子供の教育資金が必要な時に住宅ローンの支払額が増えた事が

主な原因でした。

住宅ローンと教育資金は密接な関係にあります。

現在住宅産業を支えているのは３０代の団塊の世代の子供群です。

土地から求めて家を建てられる方が殆どです。

家づくりの成功の秘訣は自分の家に使える総額を正しくつかむ事です。

普通は自己資金＋借入額となります。

この自己資金は親御さんから等の応援の資金も含まれます。

借り入れ金は借りれる限度額ではなくて無理なく払える額で
決めなくてはいけません。

年収にもよりますが年収負担率は２５パーセント内外で納めるのが安全です。

無理なく家に使える適当総額を自分が把握するのが肝要です。

そのあとは土地を選ぶ前に、家づくりの勉強をする事です。

いくらの延べ坪の家が必要か？

どの様なプランの家が欲しいのか？

駐車場は何台分必要か？

どういう素材を使った家が欲しいのか？

そもそもどの工法で家を建てたいか？

理想の土地を追い求めるまえに家づくりの勉強をするのが先決です。

それから家の必要価格を概算出して貰い、諸費用を足して、

家に使える総額から引いた金額が土地に使える価格です。

この手順が家づくりに成功するただひとつの正しい家づくりの手順です。

この手順でしないと土地の予算がオーバーしてしまい、

自分の家づくりの適当総額がオーバーしてしまいます。

住宅のローンが払えない住宅ローンが破たんしてしまう人の大部分は

身の丈以上の土地を選択してしまった事が要因です。

まず家づくりの総額を正確に出す。

それから家の予算を出す。

家づくりの総額から５%～７%かけると諸経費の概算が出ます。

これは自己資金の割合で数値がかわります。

（家づくり総額－建築費－諸経費＝土地の予算）

上記の様な計算になります。

この計算から出た予算の範囲内で土地を探せば家づくりの

予算総額オーバーはありません。

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５月６日は打ち合わせが午前と午後にありました。

午前はフラット３５２０ｓに申し込む人の書類の書き込みの打ち合わせでした。

勉強をさせる為に設計の秋吉君も同席させました。

午後からは住まい塾のステップ２がありました。

南区の家づくりセミナーや構造体験会、入居住宅体験会に参加されて

去年の１２月住まい塾ステップ１を受講されたＷさんです。

資金計画の話になった時です。

「自己資金で殆どやるつもりですから」と言われました。

「ええ！いくら自己資金があるのですか？」

「３０００万円あります足らずは財形で借りようか？と思っています。」

おもわず私は聞きました。

「３０００万円を貯められたのですか？」

「ええしかし生活を切り詰めて貯めたのでもないですよ。今４０歳ですが

２０年もあれば貯まりますよ。」

あっさり言われました。

社宅で家賃が安かった事も多少はあるでしょうが・・・・

お金のかかる趣味は持たない、若い時から飲み屋に基本的に行かない

天引きの様な形で月に１０万円貯蓄して、ボーナスも５０万円くらい

貯蓄に回しました。

簡単そうに言われました。

しかしそうは言っても「言うが易し行いは難し」でなかなか

出来るもではありません。

私は「Ｗさんは商売をしても必ず儲けて成功しますよ」と言いました。

英語も会社に入って独学でマスターされた様です。

ドイツに４年勤務された英語で丁々発止で交渉したそうです。

塾などは一切行かずに成績は常にトップクラスだった様です。

優秀な人が世の中にはおられますね。

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５月４日に島根に在住の長男一家が泊まりにきました。

次男の家族も来ましたが・・・・

結局次男の長女の心寧と次女の萌寧もお泊りになりました。

４歳のモネは最初は帰ると言ってましたが、結局泊まりました。

「モネ本当に泊まれるかなあ～」とからかうと

「モネ１回目は淋しくてパパに電話したけど、２回目はお泊りできた。」

しっかりと覚えておりました。

４歳の子とは思えません。

お姉ちゃんがいるせいかひらがなはもう読めます。

長男の子供の順悠は同じ４歳ですがまだ字など読めませんし、

数も数えられません。

女の子の方が小さい時は頭の成長は早い様ですね。

かくいう私も言葉が遅くて親は知能が遅れているのではと

心配した様です。（笑い）

朝は長男の嫁と孫達を連れてアロフトへパンを買いに行きました。

２歳の順脩は大きなコーヒーパンを指差して「これが良い」と言いました。

いつもヘラヘラにこにこしている順脩はみんなに可愛がられる様です。

目を細めて文字通り破顔一笑です。

１０時からは４人の孫をトイザラスに連れて行きおもちゃを買ってやりました。

それから、夢タウンでお弁当を買って帰りましたが・・・・

お金が飛ぶように出て行きました。（大げさでしょう！笑い）

お金を使ったので５月は女房とつつましく生活しなければなりません。

トホホです。

可愛い４人の孫達です。

５月４日は一家勢ぞろいで焼き肉パーティしました。

島根にいる長男がバベキューセットを買ってきて、次男が肉や野菜などを

買ってきてしたごしらえもして来ました。

焼き肉パティーの前に現在入院中の女房のお母さんのショートステイの

介護所に曾孫たちは顔見せに行きました。

久しぶりの再会に「可愛いのお~」を連発した様です。

２時くらいから子供は炭をおこし始めました。

私は準備万端になるまで待ってました。

私は酒はからきし弱いのですが、誰に似たのか長男も次男も酒豪です。

ビールを飲みながら準備しています。

酒は飲むわタバコは吸うがで、可愛い子供が二人いるのですから

煙草だけは辞めてほしいものです。

４月に女房の誕生日に一同揃いましたが・・・・

いとこ同士はすぐに打ち解けて遊び始めるのですが

必ず誰かがもめはじめます。

心寧が６歳、萌寧４歳、順悠４歳、順脩２歳です。

ココは今年ピカピカの１年生で毎日小学校に元気に通っています。

モネと順悠は年中組です。

順脩はまだ２歳だからなに組になるのでしょう？

孫の成長が一番の楽しみになって来た私たち夫婦です。

５月１８日は３７回目の結婚記念日です。

先日テレビで原子力発電所の事故の事で、評論家が御用学者を

非難してました。

原発事故は確かに東電にも責任があるが・・・・

当時の与党の自民党と東電と御用学者で色んな基準や設計を基に

４０年前に原子力発電所を造ったわけです。

自民党に原子力に詳しい人はいるわけもなく、学知識者の御用学者が

出てきて活躍するわけですが・・・この人ら企業から研究費を出して

貰っているのだから、出来レースなのです。

われわれ、住宅業界でもこの御用学者のお陰で住宅の建築基準は

おおかた、後発のプレハブメーカーに有利な関連法案ばかりが認定されます。

住宅金融公庫の借入期間、法令準耐火の認定、３階建の構造基準、

長期優良住宅の基準等・・・・・

数え上げたらきりがありません。

原発問題は、世界の中で日本の原発の安全神話を打ち砕きました。

史上最悪の事態が史上最悪の政権下で起きた。

東北の大震災が起きてもう少しで２カ月が経ちます。

管総理の目には力がありません。

目が虚ろで泳いでさえいます。

疲れてはおられるでしょうが、国のリーダーは疲れを周囲に感じさせては

失格ですね。

最近の若い人は８割以上が洋風の家を好まれます。

それは仕方がない事の様です。

生まれた時からテレビで見る家は大手プレハブの家ばかりですから？

洋風な家が日本の家だと思っています。

先日こころの団地の住宅展示場に行きました。

２９棟の展示の住宅中、外観が和風と思えるのは２棟しかありませんでした。

広島では大きいビルダーのＹ木材さんの家は外観は和風でした。

広島の木で造った家と言うふれこみだったので、無垢の木をふんだんに

現した住宅なのかと期待してみましたが、期待はずれでした。

こころは３０代の若い世代の人の団地だから・・・・

梁を化粧で現したり真壁の家は受けないのでしょうか？

洋風は今流行りのシンプルモダンの外観の家は、軒の出が少ない

また軒の出がない家もあります。

窓の霧よけ（窓ひさし）がない家が殆どです。

北欧の家をまねているのでしょうが？

日本の様に高温多湿で梅雨があり雨量の多い地域で、

雨が少なくて太陽の日射が少ない国の外観をまねたら

どうなるでしょうか？

外壁に雨が降るたびにあたります、そして熱い日差しが外壁にあたります。

軒の出の少ない家や、窓の庇のない家は、外壁の劣化が早く来ます。

建築の専門家なら常識ですが・・・・・

西洋の家は壁文化、日本の家は屋根の文化と言われています。

高温多湿で雨の多い地域では、軒の出を取れるだけ深くとり、

窓の庇もしっかり取ることがメンテナンスの期間の長い

ランニングコストの安い家となります。

4月29日はこころの住宅展示場に女房と可愛い孫娘4人で行きました。

全部で２９棟展示されています。

私の知っている地場の工務店も前回は３社程出展されていました。

今回は３社とも出されていませんでした。

１年間で１０００万円近く経費がかかるようです。

モデルハウスに張り付く人件費は別です。

２９棟も数があれば１日に５棟お客さんが回っても２割弱の確立です。

来た人すべて有力見込み客とは限りません。

遊び半分の人、暇つぶしの人、そして私の様な同業者・・・・・

確率は非常に低くなります。

それにしても今の日本の家は無国籍の外観が殆どですね。（苦笑）

どこの国の家なのか分かりません。

その日の夜歩き疲れて？マッサージの店長に自宅に来て貰いました。

少しお姉の口調の店長ですが腕は確かです。

「今日はお休みでしたか？」

「ああ、孫連れて映画に行きそのあとはこころの展示場見学しました」

「あれ！それでは仕事半分ですね」

「それにしても９割が洋風な家が多かった」

「わたし、今４０歳なんですが、家の外観の好みって歳を取ると変わりますね。

３０代の頃は洋風なデザインに憧れていたけど・・・

今は落ち着いた和風の家が好きです。若い時にその時の好みで建てた家は

歳を取ると絶対に後悔しますね。」

「社長住まい塾されておられるようですけど・・外観のデザインを若気の至りで

決めないようにアドバイスしてあげて」

家づくりは若い人は特に老齢になった時の事も考えて間取りにしろ

外観にしろ決めるべきです。

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今回の東北の大震災は、多大な人的被害、物的被害いずれも

未曽有なものになりました。

併発した原子力発電の被害も重大の事になりました。

現在でも20万人余りの人が避難所生活を強いられておられます。

天災は忘れた頃にやって来る」と言う言葉がありますが・・・・

首都圏の大地震が起こる可能性は30年単位では70%の確立だと

テレビで報道されていました。

東海大地震も高い確立で起こるようです。

私の大学時代の同級生の佐藤君は浜松で設計事務所をしています。

静岡県の人は地震に対する意識が非常に高くて、耐震補強などは

木造住宅でも積極的にされるそうです。

またＲＣ造（鉄筋コンクリート造）耐震基準も県条例で通常の１，２５倍くらいで

計算しなくてはいけないようです。

したがって建造物の建築費が高くつく様です。

広島は地震で建物が倒壊した事は過去はありませんが・・・・

「備えあれば憂いなし」と言う言葉もあります。

昭和56年6月以前に建築確認された住宅は旧耐震で設計されています。

大きな地震が万一発生すると倒壊する恐れがあります。

耐震補強をした方が良いかもしれません。

かくいう私の家は昭和40年親父が建てた家です。

基礎は無筋で旧耐震の住宅です。

「紺屋の白袴」です。

人に勧める前に「お前がやれ」ですね？（苦笑）

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