弊社では設計打ち合わせを重ねプラン、立面図、パースを書きます
そして外壁の色もエクステリアも決まると
50分の1で住宅模型を専門店で作くって貰います
いくらパースをきれいに書いてまた
練り上げたプランを作成して見て貰っても
初めて家を造られる素人の方では
イメージがもうひとつわきません
その点、住宅模型は優れものです
屋根は外せる
1階と2階も勿論切り離せます
階段の位置、システムキッチン、収納、
ソファーやテーブル家具まで 配置されてます
イメージが明確につかめます
どの様な図面もかないません
40坪くらいの家でデラックス版で外溝も含めると
大体10万円くらいかかります
しかし何千万もかかる住宅です
住宅模型を造って家を建てるのと、
図面だけで建てるのでは 結果が大きく違います
出来上がってしまえばイメージが違うと言っても
家は建てかえるわけには行きません
住宅模型を作って建築に着工される事をお勧めします
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▼広島には広島の家造り広島の注文住宅佐々木順建設
最近の家はデザインを主体に考え過ぎる傾向にありますね
確かにデザインも家の要素の一つかも知れませんが
昔の日本の屋根の軒の出は最低でも2尺(約60センチ)は取りました
注文住宅で敷地に余裕があれば3尺(約90センチ)は取りました
軒先の出は雨が直接壁に当たるのを防いだり、
夏の強い日差しが部屋に入るのを防いだりできます
しかし洋風の家の軒先の出は30センチもとらないのです
洋風の家では格好が良いのでしょうが
それでは家が早く痛む原因になります
それと洋風の家は霧除けほほとんどつけません
霧除けなんて言葉は専門用語でも死語ですね
窓の庇を昔は霧除けと言いました
窓の庇がないと雨が直接窓の上端に吹き込み
長年のうちには雨漏れの原因になります
高温多湿で雨の多い地域では窓庇や屋根の軒先の出は
大変重要なディテールとなります
あまりデザイン編重な家を建てると
メンテナンスにお金がかかる様になります
また早く家が傷むので長寿命な家にはなりません
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また人気番組のリフォームのビフォアーアフターが始まりました
リフォームの需要を喚起する為には良い事ですが
困る事があります
それは価格が実勢と余りにかけ離れてる事です
業界人は誰でも分かる事なのですが
視聴者の方はそうは思わない
テレビ局は視聴率さえ稼げればなりふり構わない世界です
脚色は当たり前
だって平気で捏造さえするのですから(これは少し言い過ぎ?)
またあの番組に出ている建築家と紹介されてる先生方にも
困ったものです
いくら脚色だといっても設計事務所の先生がノミを持ったり
丸ノコもって工作などする訳がありません
それが何故か思い出造りに色んな物を、ご自分でお作りになる所が
テレビでは写し出される(苦笑)
「あんたは大工さんか?さしもの大工さんか?飾り金物屋さんか?」
番組を見ながら少し悲しくなります
いくら演出とはいえ、滑稽に見えていけません
ゴールデンタイムに1時間番組ですから宣伝広告費を考えると
とてつもない宣伝効果です
工事費はただでもやる工務店は沢山あるでしょうが
それにしても工事費は実勢にあう価格表示をして欲しいものです
それと完成時に前持たれた家具類が一切映りません
とても造りつけの収納だけでは家財道具は収まらない
視聴者に夢を与え過ぎるのは、どうかと思います
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大手メーカーではヤング係数値とかせん断破壊試験のデーターを
あげて集成材の強さをアピールしているようです
これは信用できるデーターなのでしょうか?
集成材は端柄材を接着剤で圧をかけて固めて作ってます
接着剤の耐用年数はあくまで実験値であって本当に何十年持つかは
分からないのだと材木関係の人から聞きました
また集成材の多くはホワイトウッドで作られてます
非常にさくい強度も弱い木です
集成材の怖いのは部材が腐ると接着面だけでもつ様に成る事です
また内部結露また柱などで集成材が大壁工法になっている場合
接着面が短年ではがれてしまう危険性も出るようです
不良な集成材がはがれた場合は強度もへちまもありません
無垢材の表面的なひび割れをいっている場合ではありません
建築材料や工法は経過年数を検証しないと
良いか悪いか判断出来ません
超寿命な家造りには昔ながらの真壁工法、自然素材を使った方が
安心出来るのです
温故知新と良く言ったものですね
高温多湿な気候風土では伝統工法の真壁で柱や梁を見せて造る
伝統工法が一番長持ちします
勿論無垢の木や自然素材を使ってです
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真壁工法の家
この真壁という字の読み方を近頃の若い人は読めない
真壁の家をまかべの家と読んでしまわれます
これも致し方のない事
最近コマーシャルに出てる家はほとんどと言っていいほど
洋風のモダンな家?
これが日本の家?と思われる家ばかりです
真壁の家イコール木舞の土壁の家と思う人も沢山おられます
真壁とは柱が現しになる事です
真壁工法に対して大壁工法は柱が全部隠れてしまいます
天然の木材の一番の特質は調湿効果が顕著にあることです
三メートルの4寸角の柱1本で大ビール瓶3本分の水を
含む事が出来ると言われてます
また木は空気に触れさせた方が長持てすると言われてます
ただ柱や梁を化粧で見せる真壁工法の家は大工さんの技量がいります
柱や梁が隠れる大壁工法の家の方が簡単な訳です
天然の木は樹齢の倍は生きる事が出来ると言われてます
長期寿命住宅が叫ばれ始めた今日は
真壁工法の家が見直される時代になったとも言えます
今こころの団地で建ててる家も「真壁工法の家」です
5月23日・24日には完全予約制の構造体験会を行います
是非見にきて下さい
こころの団地は洋風の家だらけですね
和風のk様の家は目立ちますね
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専門バカと言う言葉があります
専門家であればある程に自分の専門分野の中に
ずっぽりと嵌まりこみ
大局が見えなくなると言う様な意味でしょうか
私はW先生と言う住宅のコンサルタントを、最近知りました
建築はまったくの素人
もともと食品会社の2代目社長さんでした
今は弟さんに会社を任せて住宅のコンサルタントをされてます
自分で工場や住宅を建てて見て建築業界に大いに疑問をもって
住宅コンサルタントの分野を一生の仕事と決めて
転職された異色の住宅コンサルタントです
発想が私の様なまさに専門バカからすると非常に新鮮でユニークで
大変勉強になります
お客さんの目線にたちアドバイスをすると言う基本の事柄を
今更ながらに勉強をさせていただいております
まだまだ腑に落ちてない部分が多くて日々発想の転換に励んでおります
今しばらくお待ちください新しい佐々木徹に生まれ変わる
つもりですから
「誰も待ってないぞ」と言われれば寂しい限りですがトホホ・・・・
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5月4日は愛孫娘ココとやまとの湯へ行きました
5月3日は一泊で能見島に墓参りに行きました
こちらに広島に帰って来たのが午後3時前
女房に「ココに電話してくれじいじいとやまとの湯へ行こう!
そしてお泊りしよう」
女房は「あんたが電話すればいいのに」と意地悪を言います
何となく私は照れるのです
「いいからお前が電話してくれ」
今度は少し柔らかめにお願いします
電話してみると家族でフラワーフエスチバルに行ってる様です
「ココに聞いてみてまたあとで電話すると」と言う息子の返事
しばらくすると息子から電話が鳴りました
女房が自分の携帯を取りました
「ココはどう言うた?」
「フラワーのあと支度できたら連れてくると」
待ってる時間は長い
「いつになったらくるんじゃあ」
そうこうしているとココが満面笑顔でやって来ました
今回でココとやまとの湯に来るのは3回目です
とにかくココは風呂が大好きです
すべての風呂に入らないと気がすみません
今回も真っ赤に顔を紅潮させながらも全部の風呂に入りました
私の方がのぼせて来ました
しかし孫は本当に可愛いものですね
この不景気風がぶっ飛びました
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▼広島には広島の家造り広島の注文住宅佐々木順建設
広島ではいまだに、住宅メーカーで家を建てる人が4割近くいるようです
地場の工務店に比べると2割は販売価格が高いのに(引き渡し価格)
また工事原価(建物にかかった実際の費用)は工務店の6割くらいしか
かけてません
こんな話をすると闇夜の晩に後ろから
ズブリと刺されるかも知れません
住宅展示場は維持費だけでも月に100万円以上かかる
と言われています
住宅の減価償却も入れると3年くらいで建てかえるとして
7000万円くらいかかると言われます
こころの展示場の住宅は一年で売却するようですが
一年償却の売却負担費や維持費や共同の宣伝費も含めれば
多分2000万円はくだらない費用がかかるでしょう
それはすべてお客様の建築費に加算される訳です
私の会社の様に年間で10棟足らずの会社では
とても展示場にモデルハウスなどは出せません
だから実際に住まわれる家の見学会や
OBの入居住宅の見学会しか出来ません
実際に現場にかける費用の多い工務店を選ぶか、
間接費用が沢山かかり実際にかかる工事費用の少ない
大手ハウスメーカーやビルダーを選ぶかは
建てぬし様の自由なのですが
よく考えて業者を選んで欲しいと思います
10月1日に引き渡す住宅から瑕疵保障保険への義務化が
法律で定められました
大手で建てようが、小手?で建てようが
保険で守られるので大差がなくなります
同じお金なら確実に小手のほうが良い家が建ちますよ
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最近デザイナーズ住宅を建てる人が増えている様です
住宅会社でもデザイナーズ住宅を売り物にしている
住宅会社も増えました
外見のカッコ良さを求めるのも建て主さんの趣味趣向で良いのですが
デザインの良さが得てして使い勝手の悪さや
自然エネルギーの無視などに繋がっている場合が多い様です
外見の格好良さにこだわり細長い窓や正方形の小さい窓
機能的には不便極まりない嵌め殺し窓の多用
果ては窓が道路面からは全く無いような壁一面のデザイン
風の通りを無視して機械空調に頼りきった家
デザインにこだわり過ぎて非常に使い憎い家になり
後で後悔している人は案外多いと住宅アンケートを見ると分かります
家を建てる目的を考えて見ると容易に分かる事なのですが
カッコイイデザインの家に住むのが夢でした
と言う人には受け入れにくいかも知れませんが
家は若い年代よりも年を取ってから住む年代の方が多い
事も配慮に入れた家造りをする必要があります
風通りを考えると窓は引き違いサッシュが一番機能的には優れています
嵌め殺し窓やすべりだし窓や外倒し窓より
見た目のカッコ良さより機能面を重要視した方が
長い目で見れば良い選択肢だと言えます
窓ひとつの話だけでもデザイン性と使い良さは相反しますね
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▼広島には広島の家造り広島の注文住宅佐々木順建設
広島の夏は年々暑くなってますね
これは広島に生まれて育った私は痛切に思います
最近広島でも真夏には35度36度になる日もあります
私が少年の頃は広島の夏は最高でも32度33度でした
広島は地球の温暖化をもろに受けている様です
また冬は県北でも雪の量が減りました
スキー場は毎年困ってる様です
人工雪はお金が馬鹿に成らないし
最近は広島でも高気密高断熱の家を建てる人がいます
冬市内で平均気温が零下が下がる事もないのに?
北欧仕様の家を建てる愚だけはやめましょう
Sハウスの家は6月に入るクーラー付けないと蒸し暑くて
家に居れないそうです
風の通る日でも窓を開けても風が抜けません
窓で両開きの窓は見た目はお洒落そうですが
風は抜けにくいのです
なぜかと言えば風は真正面から吹く事は珍しくて、
左右どちらから偏って吹きます
そうすると左右どちらかの窓は風をせき止めてしまいます
風力が弱まるわけです
最も高気密高断熱の家は元々風の流れなど考えて窓の配置はしていません
冬も夏も機械空調に頼る家にしているからです
暖房はまだしも冷房は体に悪いですよね
夏はなるべく風のある日は風を家の中に通して
冷房の使用は最小限に抑えたいものです
それが本当の省エネ住宅になります
光熱費も抑えられて体にも良い
健康住宅の基本だと思います
風は一つの部屋に風の入り口と出口が必ず必要です
それには引き戸が最適です
開き戸で風を通すのは至難の技です
中途半端な開き方は難いしい
何かを下にはさまないといけないし昔の人はよく考えてますね
世界広しと言えど引き戸はどうも、日本固有の建具の様ですよ
先人の知恵の賜物の引き戸を我々も大いに活用しましょう
気候風土の違う西洋の物まね住宅はやめましょうね
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