間取り係数
住宅の平均延べ床面積は年々増えて来ています。
子供の数が減り一所帯の家族数は減っているのにもかかわらず?
大きな住宅が必要なのでしょうか?
これを算出するのには間取り係数と言う便利なものがあります。
木造住宅設計の大家吉田圭二先生が発案されました。
必要な居室の大きさをまず決めてからそれにゆとり係数なるものをかけて行き必要な家の坪数を算出します。
家造りをするときに最終的に総額でいくらかけられるか?
という事は当然のことながら重要な問題です。
その部屋は本当に必要なのか?
何畳必要なのか?
それはともあれ現実的に家族数に対していったい何坪の家が必要なのか?
最近では大手プレハブメーカーも最初に安くできるような事をいいあとで予算を吊り上げるという様な騙しの営業スタイルはしなくなった様ですが、
ローコスト住宅や地域ビルダーではいまだにそういう商法を続けているところもあります。
あり得ないのですが・・・・・・建て主からすれば安いのにこしたことはないですからついうたい文句につられてしまいます。
よい素材を使い丁寧な仕事、孫子の代までも住み継いで行けるような家造りをすればそれなりの費用はかかります。
話がそれましたがはじめに予算ありきですから総予算に対して土地から求めるのなら土地と家との予算配分は重要な問題となります。
その比率を決めたなら家の予算に対して何坪の家を建てるのか?
大きな家のローコスト短命住宅を選択するか、
コンパクトな家でもよいから長寿命住宅を選択するか?
そのときに活躍するのが間取り係数なのです。弊社の住まい塾ではその事もわかり易く説明いたします。
広島で自然素材を使用した木の家なら佐々木順建設にお任せください。
次回の住まい塾は4月12日に開催します。
坪いくらになりますか?
私の会社は基本的には自由プランのフリーオーダーの在来軸組み工法で注文住宅を建てさせて頂いてます。
お客さんから必ず聞かれるのがタイトルの[お宅では坪いくらになりますか?」住宅の見積もりは一つ一つ外部内部の仕様を決め、住宅設備のシステムキッチン、システムバス、洗面化粧台、トイレ、照明器具・・・・・ありとあらゆるものを決めて,積算して値段を入れて、総額を出して最終的に延べ坪で割り算したものが坪単価になるのです。
巷メーカー、ビルダー等は簡単に坪いくらと言いますが、どこまで工事区分がはいてるのかが定かでは有りません。所謂本体価格と言っても各社工事区分がまちまちなのです。私は元々が現場監督をしてい超が付くぐらいの技術屋と言うか職人気質なところが抜けきれず、「坪いくらですか?」と言う質問が一番困るのです。仕方ないから「内では大体引渡し価格で坪OOくらいからです」と答えると
大体の人から褒められます?「え?そんなにかかるのですか?」・・・・Tホームがテレビで実際の引渡し価格とはかけ離れた価格でやたらとテレビ宣伝するせいでも有るのでしょうか?
坪単価のカラクリは坪単価を施工床面積で割ったりとかモジュール寸法がメーターとか色々あり過ぎてプロの私でさえそうなんだと色んな手があるものだと呆れるほどですから一般の人に判断できる事は不可能です。
弊社では外部内部仕様を決め、住宅設備、コンセントの数まで決め「安ら木の家」「くつろ木の家」 「和ら木の家」と言う三つの仕様の異なるモデルを造りました。
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木造の家は燃えにくい?
中が燃えればどんな構造でも駄目?
。耐火構造
。防火構造
。そうでない構造
3種類あります。
地域によっては耐火構造、防火構造を義務づけられています。
耐火構造を義務づけられているのは、いわゆる商業地域ビル立ち並ぶところなので地方の都市の注文住宅にはあまり該当しません。
防火構造は広島では普通に該当します。
防火構造は家の外回りは防火材で作らなければなりません。
また外部のアルミサッシも防火性能が要求されます。
木造は燃えるのが欠点と言われますが、中から火が出たら鉄筋コンクリート造でも鉄骨造でもダメです。
鉄筋コンクリート造なら火災にあっても構造体は使えないこともないでしょうが、鉄骨造は鉄骨がアメのように曲がってしまい使えません。
つまり燃えるからダメ、燃えないからよいと
一概には言えないのです。
木造の柱とか梁などは直接火をつけても簡単に
燃えるもではありません。
板材の様な薄いものは燃えますが、ある程度太くなると、表面に火がついても燃え進まないものです。
燃えるには酸素の供給が必要です。
実験では2センチまで燃え進むと極端に遅くなるそうです。
鉄筋コンクリート造のマンションで住人が火事で死亡しているのは内部に使用されている新建材やビニールクロスが燃えて発生する有毒ガスにより呼吸が出来なくなり死亡しているのです。