広島で快適に暮らす平屋の家
現在、平屋建てが人気になっています。
ハウスメーカーもこぞって平屋のプラン特集などを出しています。
そこには
「平屋建ての方がトイレがひとつで済む」
「階段がないから、2階建てよりも価格が安くなり、住宅設備がグレードアップ出来たりする」
「太陽光を乗せるにも屋根面積が大きいから沢山乗せられる」
等とメリットばかりが書かれてあるでしょう。
本当にそうでしょうか?
まず、平屋は2階建てに比べると基礎面積が倍になり、その分広い土地が必要になります。
屋根面積も倍になり、その分費用がかかります。
また、現在売電価格が下落している状況下で、価格を上げて大きい太陽光を載せることが大きなメリットとなりえるでしょうか?
大手のプレハブメーカーの営業トークを鵜呑みにしないで下さい。
何事もそうですが、それぞれメリットがあればデメリットもあります。
平屋のメリット・デメリット
平屋のメリットは
・階段がないため生活がしやすい。
・高齢になって使えなくなる2階を造らなくてすむ。
・家族のコミュニケーションが取りやすい。
という点です。
平屋は、長く快適にくらすことができる家です。
平屋のデメリットは
・広い土地が必要。*1
・2階建てに比べると坪単価が高くなりやすい。
・中廊下を取る場合は、真ん中の部屋には採光が取りにくい。*2
という点です。
*1:広い土地が必要。
建蔽率が60%の所で床面積が30坪の平屋を建てるには、最低でも50坪の敷地が必要です。
土地の価格が高い広島の旧市内地では、広い土地は難しい条件になります。
*2:中廊下を取る場合は、真ん中の部屋には採光が取りにくい。
高窓や天窓を設けるなど、プランを工夫することで解消できます。
平屋は、建設地も含めて慎重な計画が必要になります。
弊社の施工例をご覧になり、どうすれば理想の平屋を建てられるのか、是非ご相談下さい。
佐々木順建設のおすすめ 平屋の新築施工例
中庭から光と風が入る平屋の終の住み家
自然素材の家 ▶
団塊世代のご夫婦とご高齢のお母様との終の棲み家として建てました。
三方を隣家に囲まれた敷地です。
旧市内ですが旗竿地のため、比較的安価に土地が購入出来ました。
居室はLDK、ご夫婦寝室、祖父室、仏間のある6帖の和室、それに水回りと収納室です。
コの字プランを採用し、北側に水回り空間を配置、中庭にウッドデッキを作り三方から寝室やLDKに光と風をいれるようにしました。
ウッドデッキは天候により開閉できるように、手動式伸縮テントの屋根を設置しました。
中廊下は暗くなるので天窓を配置し、意匠的に格子をつけ、越前和紙を貼りました。
平屋の新築施工例
その他の佐々木順建設の平屋新築施工例をご覧ください。
桧普請の数寄屋風の平屋住宅です。伝統工法の墨付け刻み手加工で建てた、小舞壁に土壁の昔ながらの家です。外部の木材には柿渋を塗りました。
能美島で創業した先代社長が、晩年に終の住み家として建てた伝統工法の梁現わしの真壁造りの平屋です。墨付け手刻み手加工でじっくり造りました。柱は5寸の桧柱。大黒柱はケヤキの8寸角を使いました。
平屋のリノベーション施工例
佐々木順建設の平屋リノベーション施工例をご覧ください。
5年前に新築させていただいた主屋となる2階建てに平屋をつなぎ増築。主屋が桧普請の家だったので離れの平屋も桧普請とし、平屋の棟が主屋の子供部屋の窓に干渉しないよう勾配と棟の位置を工夫しました
築50年の平屋を、昔ながらの在来軸組工法でリフォームしました。真壁木舞土壁の古民家は、梁丸太を露出させてその良さを活かし、無垢の杉板上小フローリング、調湿作用及消臭効果のある珪藻土壁で快適に。
舟入の住宅を解体するに当たり、思い入れのある材料を去年郷里豊栄町に運び、築50年の木造平屋建てに材料を再利用して12.5坪を増築。和室を桧の無垢板に張り替えて住みやすく。
虹梁のある伝統工法の平屋の家が、間取り変更を伴うリノベーション工事で、暮らしやすい住まいに生まれ変わりました。バリアフリーリフォームのため、全て引き戸になっています。トイレ、洗面所、バスルームまでの生活動線も快適な間取りに。
寝室の床には足に負担のかからない杉の上小の30ミリの無垢板張り、クローゼットには調湿効果の高い杉板を貼るなど、自然素材に囲まれて、健やかに過ごせる快適な平屋に生まれ変わりました。
平屋古民家の構造を活かし、小屋組を現す吹き抜けにしたリビングダイニング。厚み30ミリの杉の上小板の床、壁は珪藻土塗り、天井は越前和紙と自然素材で囲まれたキッチンには、輸入タイルで新しさもプラス。
江戸時代末期の2階建ての家。2階の部屋を無くして吹き抜けにし、1階にリビングを設け居心地の良い空間に再生しました。2世帯が快適に暮らせる、介護も楽なバリアフリーの平屋に。
木造伝統工法の35坪の平屋建て住宅は、原爆にも耐えた旧家。昔ながらの味わいは残し、使いやすさを追求した、古いものと新しいものが調和した住まい。
延べ床面積52.9坪の平屋の家。小部屋の間仕切りを取り、大空間にした自然素材リフォームです。リビングの床は厚み30ミリの杉の上小節板、壁には珪藻土。キッチンの床はテラコッタ風タイル、壁には輸入タイル。楽しく健やかに暮らせる住まいに。