間取りと凶悪犯罪
凶悪犯罪が日本に多発しています。
かつて日本は凶悪犯罪と無縁の国だと言われて来ました。
当時アメリカで多発する凶悪犯罪に対して
病んでる国アメリカと言われていました。
それが今では日本はどうでしょうか?
新聞紙上に殺人事件の記事が載らない日が珍しい程に
眼を覆いたくなるような凶悪犯罪が起こっています。
かなり昔になりますが凶悪犯罪を起こした家の間取りの本が
出たことがあります。
幼女の惨殺事件、バット両親の殺人事件、神戸の猟奇殺人事件な
ど・・・
凶悪犯罪を生んだ子供の家の間取り図が載った本です。
事件発生のすべてが家の間取りのせいではないでしょうが・・・・
不思議な事に共通した間取りの特徴がありました。
それは階段の位置と玄関と子供部屋の関係です。
玄関があってホールがあって廊下に通じて階段がついている。
階段から子供部屋に入れる間取りになっていました。
家族と目を合わさずに自分の部屋に出入りでき外部にも
簡単に出ることが出来る。
家族の会話や触れ合いが疎外された
小間割り間取りなっていました。
戦後の高度成長期の西洋型小間割り間取りが
かつての日本の家族制度の崩壊につながり、
その事が凶悪犯罪を日本にも多発してきた原因の
一端となったと言えるのではないでしょうか?
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