佐々木順建設 フリーダイヤル 0120-740-201
イベント情報はこちら
住まい塾はこちら
資料請求・お問い合わせ
土地情報
WB工法の「WB HOUSE」
佐々木順建設は広島の工務店、
自然素材の木の家でつくる注文住宅
二世帯住宅もおまかせ下さい
佐々木順建設

広島市、東広島市、廿日市市、安芸郡、佐伯郡、呉市の工務店
佐々木順建設は耐震等級3で自然素材の木の家でつくる注文住宅
 平屋・二世帯住宅もおまかせ!

フリーダイヤル 0120-740-201
ホーム > 家づくりコラム

家づくりコラム

「開き戸と引き違い戸」
投稿日:2025年08月18日

高気密高断熱住宅が主流の今の住宅ですが

本来の風通しの重要性を考えて見ませんか?

開き戸と引き違い戸は、日本の住宅において古くから使われてきた代表的な建具です。それぞれの歴史と特徴について解説します。
開き戸(ひらきど)
歴史
開き戸は、扉の片側を蝶番(ちょうつがい)などで固定し、もう一方を軸として回転させて開閉する扉です。日本においては、引き戸よりも古い歴史を持つとされています。
* 飛鳥・奈良時代: 法隆寺金堂の出入り口に使われている一枚板の開き戸が、現存する日本最古の開き戸の一つと言われています。当時は、寺院や権威のある建物の扉として主に用いられていました。
* 平安時代: 貴族の住まいである寝殿造りでは、主に「妻戸(つまど)」と呼ばれる観音開きの開き戸が使われていました。これは、中国から伝わった建築様式に由来するものです。
特徴
* メリット:
* 気密性・遮音性が高い: 扉と枠が密着するため、音や冷暖房の空気が漏れにくいです。
* 防犯性が高い: 鍵や錠前をつけやすく、外部からの侵入を防ぎやすいです。
* 開閉がスムーズ: 扉を押したり引いたりするだけで簡単に開閉できます。
* デメリット:
* 開閉スペースが必要: 扉が回転する分のスペースを確保しなければならず、狭い場所や通路には不向きです。
* 風で扉が閉まる: 風が強い日に開けておくと、急にバタンと閉まってしまうことがあります。
引き違い戸(ひきちがいど)
歴史
引き違い戸は、2枚以上の戸をレールや溝に沿って横にスライドさせて開閉する扉です。開き戸に比べて、日本の風土に適した建具として発展しました。
* 平安時代: 貴族の寝殿造りにおいて、外と内を仕切る「蔀戸(しとみど)」という、跳ね上げて開閉する重い扉が使われていましたが、開け閉めが大変でした。この課題を解決するために、平安時代後期から「遣戸(やりど)」と呼ばれる引き戸が普及し始めます。
* 室町時代〜安土桃山時代: 書院造りが発展するにつれて、襖や障子といった引き違い戸の建具が室内の間仕切りとして広く使われるようになりました。これにより、部屋を一つの大きな空間として使ったり、仕切ったりする自由な間取りが可能になりました。
* 江戸時代: 江戸時代には、町屋や一般の民家にも引き違い戸が普及しました。特に、雨戸や縁側の窓など、外部と内部をゆるやかに隔てる建具として重宝されました。
特徴
* メリット:
* 省スペース: 扉を開閉するためのスペースが不要で、狭い場所でも設置できます。
* 開口部の調整が可能: 好きな位置で扉を止められるため、採光や通風を細かく調整できます。
* 空間の一体化: 複数の戸をすべて開け放つことで、部屋と部屋、または部屋と庭を一つの大きな空間として利用できます。
* デメリット:
* 気密性・遮音性が低い: 扉と扉の間に隙間ができやすく、音や空気が漏れやすいです。
* レールや戸車のメンテナンスが必要: 定期的に掃除をしないと、レールにゴミがたまって開閉が重くなることがあります。
* 鍵の取り付けが難しい: 開き戸に比べて複雑な鍵が必要になる場合があります。
まとめ
開き戸は、ヨーロッパを中心に発展し、気密性や防犯性を重視する文化の中で進化しました。一方、引き違い戸は、高温多湿な日本の風土において、通風や空間の柔軟性を追求する中で生まれた、日本独自の「大発明」と言える建具です。現代の住宅では、それぞれの特徴を活かし、用途に応じて使い分けられています。

住まい塾はこちら 広島に家を建てる小冊子請求はこちら
体験会から完成工事見学会までイベントはこちら 自然素材でエコリノベーションはこちら
不動産情報はこちら 不動産情報はこちら
ページ先頭へ
「間取り係数は重要」
投稿日:2025年08月3日
間取り係数とは、住宅の延床面積と、居室(LDK、寝室、和室、子供部屋など)の面積の合計との比率を表す指標です。建築家の吉田桂二氏が考案されました。間取り係数の計算方法 間取り係数 = \frac{延床面積(坪)}{基本の部屋の面積(坪)} 間取り係数の目安 * 1.5~2.0の範囲が適切とされています。 * 1.8前後が、ゆとりのある間取りの目安とされています。 * 1.5を下回ると、廊下や収納、水回りなどのスペースが極端に少なくなり、間取りとして成り立たなくなる可能性があります。 * 2.0を超えると、廊下や収納などの面積が過剰で、無駄なスペースが多い間取りになっている可能性があります。 間取り係数の活用方法 * 家づくり計画の初期段階で、必要な広さの目安を知る * LDKや寝室など、必要な居室の面積を合計し、それに間取り係数(1.8など)をかけることで、おおよその延床面積の目安を算出できます。これにより、土地購入の際に必要な広さを検討するのに役立ちます。 * 間取りプランのバランスを確認する * 作成した間取りプランの延床面積を、居室の面積の合計で割ることで、その間取りがバランスの取れたものであるかを確認できます。 間取り係数は、あくまで一つの目安です。個々のライフスタイルや価値観に合わせて、ゆとりのある空間や、効率的な動線など、重視するポイントを考慮して家づくりを進めることが大切です。
住まい塾はこちら 広島に家を建てる小冊子請求はこちら
体験会から完成工事見学会までイベントはこちら 自然素材でエコリノベーションはこちら
不動産情報はこちら 不動産情報はこちら
ページ先頭へ
「自然のエネルギーを活用しましょう」広島の工務店 家づくりワンポイント
投稿日:2024年11月14日

太陽と風のエネルギーを上手に活用することで夏は涼しく冬は暖かい家になります。

【太陽の利用のポイント】

・方角による窓の役割

・夏と冬により太陽の日射角の違い

・冬の陽射しにより暖かさを取り込む

【風の利用ポイント】

・風の入口と出口をつくる

・夏の夜は欄間より風を通しておく

・上下に風の流れをつくる

 

住まい塾はこちら 広島に家を建てる小冊子請求はこちら
体験会から完成工事見学会までイベントはこちら 自然素材でエコリノベーションはこちら
不動産情報はこちら 不動産情報はこちら
ページ先頭へ
イベント予約はこちら
資料請求はこちら
土地情報はこちら
佐々木順チャンネル
お問合せ・資料請求
ページトップへ