私は、瀬戸内海に浮かぶ能美島の沖美町是長で生まれ、 温暖な自然環境と、人柄のやさしい土地柄に育まれながら、4歳まで過ごしました。 私の父親は、大工職人から、工務店を創業しました。 大正元年生まれの気骨のある職人気質のある男です。 私は、長男ということもあったのでしょう、 小学校の4年生の頃から、夏休みなどにはよく、現場の清掃、片付けを、手伝わされていました。 中学生にもなると、住宅の基礎のコンクリートの打設を手伝っていました。 当時は、今ほど専門業化されておらず、私どもの会社では住宅の基礎も、自分の所で施工してました。 又、今と違い、生コンクリートをミキサー車が持って来るのではなくて、 現場でミキサー(コンクリートを練る機械)に、砂・砂利・セメント・水を入れて練っていました。 リヤカーに、ミキサーやフネ(現場でセメント袋からセメントを取り出して入れるもの)を運んでいて、 同級生の女の子にバッタリ会って、少し恥ずかしくて、顔を赤くした思い出もあります。 家づくり7つの鉄則をまとめて読みたい方は、下記からお申し込み下さい。 小冊子 家づくり7つの鉄則の申し込みはこちら
また、牛田町のお客様で、お母さんが足腰が弱くなり、長男ご夫婦が同居して介護しなければならないということで、 江戸時代末期に建てられたという旧家を、大改造しました。 二十年位前にも私が改築させて頂いたのですが、 今回は二階のお母さんの寝室を一階に移して、全ての部屋をバリアフリーにし、 浴室・洗面・トイレ・台所・居間と、和室をのぞく他はすべて改造しましたが、 床組みを除いては、ほとんど痛んでいませんでした。 自由に間取りの変更が出来、江戸時代の大きな梁、柱などを化粧で表し、とてもお客様にも喜んでいただく大改築となりました。 改めて伝統の木造在来工法のすばらしさを実感致しました。 日本の気候風土に最適な工法はやはり在来の木造軸組工法です。 夏は湿度が高くてむし暑く、冬は寒くて乾燥度が強い。 広島には寒冷地仕様の高気密・高断熱住宅は元来合いません。 間取りプランの時に、風の流れ、日照・通気等を良く考えなければいけません。 また、家族の変化、生活様式の変化に応じた間取りを考えるのは、勿論ですが、 しかし、自由に、また簡単に、増改築、改装、修繕ができる工法を選んでおくのが一番です。 もう一度言いましょう。 頑固職人の親父を持った頑固な住宅屋が声を大にして言います。 広島の気候風土に一番適しているのは、伝統的な在来木造軸組み工法しかありません!と・・・。 当社では、NHKでも取り上げられたアメリカで開発された形状記憶合金の働きで、 電気代ゼロで夏は通気工法、冬は断熱工法になるという通気断熱WB工法の加盟店です。
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■原因と症状 シックハウス症候群は、 ・建材や家具、芳香剤やドライクリーニングした衣類などから放散される化学物質 ・カビやダニによる空気汚染 ・たばこの煙に含まれる有害物質 などが原因とされています。 頭痛や吐き気、倦怠感や蕁麻疹など、症状が多岐に渡るだけでなく、 個人差が大きいため、原因を特定できるまで時間が掛かる方もいます。 ■梅雨の注意点 暖かくて湿度の多い梅雨は、カビやダニが繁殖しやすい環境です。 また、高温多湿になると化学物質の放散量は多くなります。 そのため、 ・窓を開ける時間を増やして、汚れた空気を排出する ・押し入れなど、通風が悪くなりがちな場所の通風を確保する ・こまめに掃除し、ダニの死骸やフン、エサなどを除去する ・除湿器などで調湿する ・太陽光を活用して乾燥や殺菌を行う ・24時間換気システムは、常に稼働させる ・じゅうたんはダニやカビの汚染が多いので、清掃の頻度を増やす などの方法で、原因を取り除くようにしましょう。 なお、春の新生活をきっかけに家具やカーテンなどを買い替えたなら、 そこに化学物質が含まれている可能性があります。 もし「家から離れると体調が良い」 と感じているなら、在宅中は窓を開ける時間を増やしましょう。 原因を特定できるなら、できる範囲で除去しましょう。 家づくりの情報をお届けするメルマガ夢職人は下記をクリックすると登録できます。