住宅の坪単価がコロナ前より全体的に15%から20%値上がりしております。 その対策として家をコンパクトにまとめる風潮にあります。
住宅は生涯コストすなわちトータルコストが安いのが長い目で見ると1番得です。 皆さんは1番最初の建築費イニシャルコストを安くしたくなります。 しかしイニシャルコストを安くすると、ランニングコスト、メンテナンスコストが高くなります。 住宅性能を高くしてトータルコストを安くするのが賢明だと思います。ただ家をコンパクトにしても、間取りに工夫を凝らして広がり空間の家を実現させる事が肝要です。
広島の旧市内で子育て世代の家を建てる場合は2階建てではなくて3階建てを選択される方が増えています。
駐車場に車を2台ご希望の場合は1階部分を駐車場にされる場合が多いです。
ただ3階まで上がるのが年齢を重ねるとしんどいのでホームエレベータ等が必要となることがあり、 建築費が高くなります。
また準防火地域では色々規制が厳しいです。 2階建てを選択する場合にはスキップフロアーにされる手もあります。
街中では三方を隣家に囲まれて側面からの採光が困難な場合が多いです。 吹抜けを2階部分に取りトップライトを設けてLDKに採光を取りいれる方法をよく行います。 採光だけではなく風を通す事もできます。
またLDKに吹抜けを取れば子供さんとの対話が吹抜けを通じてできます。
子育て世代の家と言ってもまさに千差万別です。ヒントが沢山ありますので施工事例をぜひご覧下さい。