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家づくりコラム

「真壁の家」とは 広島の工務店 家づくりコラム
投稿日:2024年05月24日

真壁造りとは梁や柱などの構造材の木を内外共に見せる工法です。

人も木も生きものだから、私たちはそんな木にぬくもりや心身の安らぎを感じるのです。

桧や杉は昔から日本の建築にはなくてはならない材料として使われてきました。

その自然のままに現われた木肌の美しい模様と香り、優しい色合いと柔らかな肌触りは他の無機質な建築材料に見られない独特の味わいがあります。

木の家は心をやわらげ、快適な住環境を創ります。

昔の家は住宅も真壁造りの家が殆どでした。

現在でも田舎では真壁造りの家が沢山見られます。

ただ広島市内では準防火地域の指定がされている所が殆どです。内外共に梁や柱などの構造材を見せる工法は出来ません。

しかし内部は出来ます。

▼メリット
  • 無垢の木が現しになるために大変暖かみがある。
  • 調湿効果の高い無垢の木を室内に現すことにより、室内の湿度調整を電気代ゼロでしてくれる。
  • 自然素材の漆喰、珪藻土、シラス壁、和紙・コットンクロスなどとの相性が良い。
  • 大壁に比べると室内が広く使える。
  • 新建材多用の大壁の家に比べると、空気感ちがう。有害物質を将来的にも発生させない。
  • シックハウスの恐れがない。
  • いつまでも木の香りが楽しめる
▼デメリット
  • 施工できる施工会社が限られている。
  • 大壁に比べると断熱性能が劣る場合もある。
  • 大工さんの腕により出来映えに差が出やすい。
木の好きな人は是非とも真壁の家を選んで頂きたいですね。

それも昔から使われた木・土・草・紙など昔から使われてきた材料を使いましょう。

有害物質を出さず実績がうらづけらされています。

また木材の平衡含水率は24%です。

珪藻土の4%に比べると4倍あります。

ただ珪藻土・シラス壁は断熱、調湿、脱臭や遮音効果などがあります。

また和紙、コットンクロスには調湿効価、癒し効果があります。

施工事例をご覧下さい。

真壁の家 施工事例はこちら

またOB住宅見学会にご参加頂き、空気感の違いや木材や自然素材の経年変化を是非ご体験ください。

本物の家は時が経てば経つほどに味わいが深くなります。
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「二世帯の家」広島 注文住宅 社長ブログ 
投稿日:2024年05月17日


広島市内の住宅地の土地は全国的にも上昇率が顕著です。

まだ今後も上昇しそうです。

そのこともあってか、ここ数年二世帯住宅の建築が増えているようです。

二世帯住宅は大きく分けて親世帯、子世帯をどのように住み分けるかで3つのタイプがあります。

 1.完全分離型タイプ

 2.LD共有で玄関や水回りは分離タイプ

 3.玄関も水廻りもすべて共用タイプ

それではタイプ別のメリットとデメリットをあげていきたいと思います。


1.完全分離型タイプ

  ▼メリット

  ・ご両親が他界された時には自分の子供との二世帯住宅として使える。

  ・賃貸住宅として貸せば賃貸料が収入となる。

  ・プライバシーが確保出来るのでお嫁さんが楽である。

  ▼デメリット

  ・建築時に1番お金のかかる水回りが二世帯分かかる為、建築費イニシャルコストが高くなる。

  ・電気代、水道代、ガス代などの光熱費が二世帯分かかる為、ランニングコストも高くつく。


  こちらのタイプの施工事例は下記となりますのでご覧下さい。

  「完全独立型のシンプルモダンの二世帯住宅 西条 T様邸」


2.LD共有で玄関や水回りは分離タイプ

  ▼メリット

  ・玄関は別々だが子世帯の玄関からLDに動線をつなげているので親世帯・子世帯が集える。

  ・LDは共有するので延べ坪がその分小さく出来る。

  ・スープの冷めない距離が微妙に保てる。

  ・共有のLDで親世帯子世帯のコミニユケーションがはぐくまれる。

  ▼デメリット

  ・水廻りが二世帯かかるので建築費イニシャルコストは高くなる。

  ・光熱費などのランニングコストも高くなる。


  こちらのタイプの施工事例は下記となりますのでご覧下さい。

  「完全分離型の二世帯住宅シンプルモダンの家 可部東 K様邸」


 3.玄関も水廻りもすべて共用タイプ

  ▼メリット

  ・初期の建築費イニシャルコストが安く出来る。

  ・延べ坪も大きくならなくて済む。

  ・光熱費などのランニングコストも安くてすむ。

  ▼デメリット

  ・お嫁さんが気を遣う

  ・子世帯が二階の場合は遮音に気をつけなければいけない。

  ・親世帯子世帯で食事の時間や食べるものが違う為、ひとつのシステムキッチンでは対応しにくい。


  こちらのタイプの施工事例は下記となりますのでご覧下さい。

  「新和風 二世帯の家 翠町M様邸」



3つのタイプそれぞれにメリットデメリットがあります。

二世帯の家と言っても家族構成・家族の年齢等によって違います。

予算のこともあるでしょう。

しかし長期的な視点から考えるのが、大事な事だと思います。
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「呼吸する家」通気断熱WB工法とは  広島の工務店 家づくりコラム
投稿日:2024年05月8日

 

通気断熱WB工法とは、部屋の壁に湿気が透過する材料を使い、壁の中に通気層を造る構造です。

冬は壁の中の通気を止め家がセーターを着たような保温層の状態にして、夏はその通気を開放して、家がセーターを脱いでシャツ1枚になった様に部屋の熱を放出します。

家の各ポイントに自然の温度を感知して自動的に開閉する「熱感知式形状記憶合金・自動開閉装置」を装着する事により、四季に応じ家が自ら衣替えをし、呼吸する壁体内自然換気システムです。

ダブルの通気層で家が呼吸します。


暖かさと快適を求めるために私たち人間は衣服に吸湿性の高い綿や羊毛を選び、寒ければ重ね着をして、暑ければ脱いで、透湿を良くしています。

蒸し暑くて汗をかけば下着が汗を吸い取って発散させるというようにごく自然に調節を行います。

家には人が住むわけですから、家も人間と同様に汗をかきます。

家にたいしても人間と同じような考え方をする事が通気断熱の原点です。


「記憶合金装着による衣替え出来る家」

四季のある日本では、夏と冬は全く逆の室内環境になることを忘れてはなりません。

家も人間と同じように衣替えしなければオールシーズンの家とは言えません。

昔ながらの在来工法は夏を重視した夏向きの造りであり、省エネと称した冬を重視した高気密住宅は冬向きの造りとなっています。

どちらも片手落ちの技術で造られています。

ではどのようにして、あの大きな家に「衣替え」させるのでしょうか?

オールシーズンの家とは、夏は壁の中の通気層を大きく開放して、焼け込みを逃がす冷却層にして、冬は通気層を絞ってセーターを着た状態にして。保温断熱層に家を変身させるのです。

自然の熱を感知して自動的に変身させる事を可能にしたのがNASAで開発された先端技術を駆使した形状記憶合金です。

「呼吸する家とは、木材・壁が湿気を吸収や放出出来る構造でなければなりません。」

ちなみにご家族が4人の場合、洗濯物や観葉植物を含めて1日6リットルの水分が発散されます。

閉め切った家の中で暖房し毎日6リットルの水分を発散するのですから、家の呼吸がいかに大切かおわかり頂けると思います。人間も家も皮膚呼吸と気管呼吸によって健康に生きていきます。

呼吸する材料は限られております。

昔の土壁、石膏ボード、無垢材、漆喰、珪藻士、シラス、壁、和紙紙、コットンクロスなど限られています。 新建材、ビニールクロス、集成材などはダメです。昔ながらの材料はすべて通気性能があります。

 

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