次の材料のうちもっとも調湿効果の高いものはどれでしょうか?
(イ) 木材
(ロ) カベ土
(ハ) 珪藻土
(ニ) クラフト紙
(ホ) ガラス綿
答えは(イ)です。
博物館の収納庫は保存物を守るために木を張りめぐらしたものが多くあります。
木の調湿効果は絶大です。
人の住居環境に一番適しているのは木で、日本人のDNAには木の環境は組み込まれています。
終の住み家
高齢になってからも住みやすく最後まで住う家です。
離れて暮らしている親を、引き取って見るのか?施設に入所させるべきかいつかは皆さんも通る道です。
私は親父の会社を継いだので、関西方面で現場監督の修行が終わり広島に帰ると親父が2階に増築してくれていました。
長男が4歳次男はまだ乳飲み子でした。
二世帯住宅に改装増築してくれていました。玄関は一緒台所と洗面所トイレは別に2階にありましたが
風呂は一緒でした。
長男の嫁である家内は風呂は気兼ねして1番後に入ってました。
両親共晩年は介護が必要となりましたが、両親とも家で看取りました。
男は介護は全然ダメです。
私は母親の下の世話は出来ませんでした。
親父の風呂は私がいれてあげました。しかしそのくらいしか出来ませんでした。
他所で介護用のリフォームして介護用の風呂を取り付け家で風呂が入れる様にしたこともありました。しかし家で高齢者をいれて世話をするのは困難です。
週に何回か老人施設で風呂のサービスを受けるのが現実的です。
トイレは介護用に広くしておくのは有効ですが。
現在の家を介護用にリフォームする場合と終の住み家として建て替える場合があります。
選択肢はふたつあります。
親御さんと暮らしながらの終の住み家は敷地が広い場合は平屋にするのが理想的です。
しかし街中だと平屋は難しい場合が多いです。
子育て世代の家と言ってもまさに千差万別です。 最近では子育て世代の家でも平屋を選択される方もおられます。 ただ平屋にすると敷地面積が大きくないと出来ません。 広島の旧市内は土地の坪単価が高騰しています。 よほど自己資金が豊富な方で年収の多い方か、御夫婦の収入合算で住宅ローンを組める方に限定されるかも知れません。 (すでに広い土地をお持ちの方、親御さんの土地に建てる事が出来る方も含まれます) 広島の旧市内で子育て世代の家を建てる場合は2階建てではなくて3階建てを選択される方も増えています。 駐車場に車を2台ご希望の場合は1階部分を駐車場にされる場合が多いです。 ただ3階まで上がるのが年齢を重ねるとしんどいのでホームエレベータ等が必要となることがあり、 建築費が高くなります。 また準防火地域では色々規制が厳しいです。 2階建てを選択する場合にはスキップフロアーにされる手もあります。 街中では三方を隣家に囲まれて側面からの採光が困難な場合が多いです。 吹抜けを2階部分に取りトップライトを設けてLDKに採光を取りいれる方法をよく行います。 採光だけではなく風を通す事もできます。 またLDKに吹抜けを取れば子供さんとの対話が吹抜けを通じてできます。 お母さんの炊事をする音が聞こえる。 「お母さんご飯はまだ?」 と吹抜けから声をかける事が出来ます。 住宅の坪単価がコロナ前より全体的に15%から20%値上がりしております。 その対策として家をコンパクトにまとめる風潮にあります。 住宅は生涯コストすなわちトータルコストが安いのが長い目で見ると1番得です。 皆さんは1番最初の建築費イニシャルコストを安くしたくなります。 しかしイニシャルコストを安くすると、ランニングコスト、メンテナンスコストが高くなります。 住宅性能を高くしてトータルコストを安くするのが賢明だと思います。 ただ家をコンパクトにしても、間取りに工夫を凝らして広がり空間の家を実現させる事が肝要です。 弊社では子育て世代の家が1番多いです。 子育て世代の施工事例を是非ご覧ください。 ヒントが沢山ありますよ。 子育て世代の施工事例はこちら