今日は、歳をとる話です。
普段、なかなかじっくり見ることがないと思いますが、
家の中をよく観察してみてください。
今年も福井の住宅会社の会長さんから福井の里芋送っていただきました。 60歳の時に独立創業されて10年で福井で有名な住宅会社にされました。 元々はセーレンと言う福井の上場会社に勤められて おられました。 商社だったのでミサワホームの福井の代表をされて住宅業界に参入されました。 住まい造りをするうちにプレハブ住宅に疑問を持たれ、在来工法の住宅会社を社内で立ち上げられました。 しかしとことん追求される方で、本社の意向と合わなくなり、退社されて自分で創業されました。 元々商社マンで建築の専門家ではありませんが 建築の木組みや木材への造詣は驚くほどです。 素晴らしい住宅を造られています。 いまは息子さんに代を譲られて悠々自適に過ごされています。
家も年をとります
今日は、歳をとる話です。
普段、なかなかじっくり見ることがないと思いますが、
家の中をよく観察してみてください。
床や畳や壁など、日に焼けていたり、手あかがついていたり。
素材は、時間とともに色や質感も変化していくものですね。
「これを経年変化」と呼びます。
素材も歳をとっていくんですね。
表面の質感がザラザラしてきたり、プリントがはげてきたり。
経年変化にもいろいろあるようです。
新しい住まいづくりを考える時、素材が時間と共に変化していくことなど、
ほとんど人が考えないのでしょう。
しかし、この経年変化を考えた上で素材を選ぶというのは
良いことだと私は思います。
例えば、
経年変化してもよいのか、して欲しくないのか。
変化したら取り替えるのか、変化しないように毎日手入れをするのか。
こんなことを考えた上で選ぶべきではないでしょうか?
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