

広島県は海と山に囲まれた豊かな自然に恵まれる一方で、家づくりにおいては特有の気候を考慮する必要があります。
夏には瀬戸の夕なぎと呼ばれる海風から陸風に交替する夕方から夜にかけての一時的な無風状態が発生し、街は耐え難い暑さに見舞われます。
実際に広島では、気象庁が公開しているデータによると、気温25℃以上の日が年間103日にのぼり、1年の約3分の1を占めています。
一方で、冬は雪が少なく晴天の日が多いのが特徴で、1日の平均気温が零下(0℃未満)になる日数は年間を通じてごくわずか(約1日)です。
この長く厳しい夏の寝苦しさと乾燥しがちな冬を快適に乗り切るためには、季節に応じて柔軟に環境をコントロールできる住まいが不可欠です。
自然の力を借りて家全体が呼吸し一年中快適な温度と湿度を保つWB工法は、まさに広島での家づくりに最適なシステムと言えます。

WB HOUSEは、通気断熱WB工法によって建てられた呼吸をする家です。
壁の中を空気が通り抜けるため湿気がこもらず、家の寿命を縮める原因となる木材の腐食を根本から防ぎます。
一般的な高気密・高断熱住宅では、機械で強制的に換気するシステム(第1種換気設備など)が主流です。
またエアコンなどの暖房を使用した場合、暖められた空気は上へ、冷やされた空気は下へ溜まる性質があるため、足元まで暖めようとすると必要以上の電気代が消費されてしまいます。
しかし、WB工法の場合は電力を一切必要としない形状記憶自動開閉装置を採用しており、無駄なエネルギーを消費しないため、一般的な住宅に比べて冷暖房費を大幅に抑える高い省エネ効率を実現します。
冬は温度に反応して自動で通気口が閉じ、壁の中の動かない空気層が外の冷気を遮断して室温を逃がしません。
夏は通気口からの自然な上昇気流で熱気を外へ逃がし、家全体を涼しく保ちます。

その秘密は、壁の中の通気性にあります。
WB工法では壁材に木材・珪藻土・コットンクロスなどの自然由来の調湿材を採用しています。
この透湿壁は、部屋の壁と断熱材の間に通気層を設けた独自の構造になっています。
これにより、室内で発生した余分な湿気は壁を透過し、通気層を通って屋外へ自然に排出されます。
湿気と同時に目に見えない化学物質や生活臭も家の外に抜けていく構造なので、お部屋の中の湿度や空気が常に快適に保たれます。
・結露の発生を防ぐため、カビ・ダニの繁殖を抑える
・アトピーやシックハウス症候群の原因物質を溜め込まない
・梅雨時期でも部屋干しの洗濯物がカラッと乾き、生乾き臭もしない
・ペットのニオイや料理のニオイが翌朝にはすっきり消えている
家族みんなが毎日安心して深呼吸できる、健やかな室内環境が電気代0円で手に入ります。

人が季節に合わせて衣替えをするようにWB工法の住宅は春夏秋冬、季節に合わせて自ら衣替えをします。
その要となるのが、特許技術である形状記憶合金のバネを用いた換気システムです。
気温が高いと自動で開き、低いと閉じる仕組みになっています。
開閉時の電気代は1円もかからず自然の力だけで通気層の空気の流れをコントロールします。
災害などで電力の供給が絶たれた場合でも確実に作動するため安心です。
また、その地域の気候(リアルタイムの気温変化)に応じた分だけ自動で最適な開閉調整が行われます。
バネに使われている形状記憶合金は、伸ばしたり縮めたりする可動耐久テストを10万回行っており劣化しないという実証結果も出ています。
例えば1日に2回可動した場合でも1年で730回、100年経っても73,000回であり一生涯安心してお使いいただけます。
夏の暑い日には自動開閉装置が開くことで、壁の中の通気層が冷却層となって涼しさを保ちます。
反対に冬の寒い日には装置が閉じ、通気層が保温層へと変化します。
そのため冷たい外気の影響を遮断し、快適な暖かさを保つことができるのです。

佐々木順建設は広島市内でただひとつのWB工法認定工務店です。
創業昭和12年、地域に根ざして89年の実績がある当社では、広島特有の気候を知り尽くしているからこそ、約20年前からいち早くこのWB工法を取り入れた家づくりを行ってまいりました。
職人の手仕事による自然素材の扱い方とWB工法のテクノロジーを掛け合わせることで、この地で暮らすご家族が何十年先も健康で経済的に暮らせる住まいをお届けしています。




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