10月 | 2018 | 広島の工務店平屋木の家耐震等級３自然素材の注文住宅は佐々木順建設

深窓のお嬢様

小学校時代翠町の大邸宅に住む同級生のお嬢様の話を
何回か書きました。
今日はその続編です。

小学校時代の親友Ｍ君も彼女の事が好きでした。
私と同じく高嶺の花。
勉強も風体も並の僕らにお嬢様は鼻も引っ掛けてくれる
筈もなくただ私らが一方的な片思い。

こんな事書くと失礼ですが今考えると・・・・
彼女は決して美人でも可愛くもなかったのです。
お金持ちのお嬢様で勉強も良く出来る。
庶民の僕ら、それだけで憧れていたのです。

ある時親友のＭ君がとんでもない事を言い出しました。
「佐々木！Ｉさんの所に遊びに行こうや」
内気な私は「Ｉさんの家知らんよ？お前知っとるんか？」
「わしもようは知らんが翠町の大きなお屋敷じゃけん行けば分かるじゃろう」
何とも大物と言うか何と言うか・・・

「急に行ったら迷惑じゃないじゃろうか？」
と引き気味の私に対して彼の一言
「わしゃそんなら一人で行くわ」
ライバル？に一人で行かれてはと気の弱い僕チンは
やっと重い腰をあげ彼の後を金魚のフン見たいに
付いて行きました。

確か近所で場所を聞いたりしてたどり着きました。
正に大邸宅
「どういえばええ」
「Ｉさん遊びましょうと言おう」
チャイムを鳴らし大きな声で「Ｉさん遊びましょう」
出てきたのは意地の悪そうなおばあさん（天国のおばあさんごめんなさい）

「誰に用？」
「あのＮ子さん居ますか？」
「Ｎ子友達が来とるよ」
今でも目を閉じればそのときの彼女の迷惑そうな怪訝そうな顔が
脳裏に克明に浮かんで来ます。
「なんの用？」

「うん一緒に遊ぼうと思うて来たんじゃ」
「う～ん今勉強してるから遊べない」
私はＭ君の袖を引っ張り早く帰ろうと合図しました。
彼は「喉が渇いているから水もらえんかね～」
彼女迷惑な顔をしながらも「うん待っといて持ってくるから」
彼女が水をコップになみなみと、入れて持って来ていると
かのおばあさん「Ｎ子そんなに一杯に入れて！水こぼしんさんなよ」
とキツイお言葉・・・

水をそれぞれに貰って帰ったと言う
たわいも無い、しかしちょっぴりほろ苦い
深窓のお嬢様の思い出話でした。
ちなみに親友のＭ君今県の課長さんです。

２００７年１０月のブログより

２週間前くらいから再開しました。１０月１５日で満で１８歳を迎えた柴犬りき君が今年しになってからは散歩が難しくなりました。愛犬との散歩が唯一の運動でした。生来あまり体を動かすのがいやな怠け者です。１ヶ月の入院で足腰が弱っていました。６月末に退院して仁保姫神社の参拝もやめてました。フェイスブックの友達でＥさんは全国の神社仏閣巡りを休みを利用して行かれています。広島からはＪＲ等の交通機関を利用されてますが、現地に着いてからは基本徒歩です。またフェイスブックを通じて近場の神社仏閣の日の出を拝みに朝の５時半集合で行かれてます。私が仁保姫神社さんに石段を登りお参りして自宅に帰るまでの所要時間が２０分あまりで運動にならないとフェイスブックに書いたら「石段を往復されたらどうですか？」とコメント頂きました。それもそうだわいと思った私、石段を２回往復して帰る事にしました。

１０月１５日は柴犬りき君の１８歳のバースデイを祝ってやりました。柴犬の１８歳は人間では８８歳の米寿の様です。この７月には体調を崩して１８歳を迎えることが無理かなぁと思いましたが、さすが復活犬奇跡的に回復してくれました。去年は急性眼振症になったり、腎臓が弱ったりしました。今では足腰が弱り散歩は出来なくなりましたが、食欲は旺盛です。用意してやった肉とバースデイケーキをガツガツ食べました。１９歳に向かって頑張って欲しいです。