誰もが、住むなら木造が良いと思います。
日本の家は昔から木造で、日本人にはDNAに組み込まれていて、木の環境を心地よく感じるのだと言われています。
木と言う材料は、非常に優れた性質を沢山持っています。
肌触りが良い、暖かみがあって冷たく無い、硬くもなく、柔らか過ぎない。
音とか光に対する事もあります。
音に関しては程よく反射して、音楽環境に非常に優れています。
また光に関しては、紫外線を吸収して、反射してまぶし過ぎることを和らげます。
また材種によっては抗菌作用があります。
ヒノキ、ヒバ、キリ、クスノキ等です。
それから最も重要な特質は調湿作用です。
無垢の木は室内の調湿を電気代ゼロでしてくれます。
室内の湿度が高いと、木が吸い込み、室内の湿度が低いと木が吐き出します
柱1本でビールの大瓶3本の水分を蓄え室内の湿度により2本分を、吸ったり吐いたりします。
湿度の高い日本の気候風土では、室内環境の調整にたいへん有効な材料です。
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「次回の住まい塾は7月5日に開催致します。」
在来工法の家は何年持つかではなく、何年持たすかです。
日本の気候風土は殆どの地域は高温多湿です。
腐った所を部分的に取り替えることが出来る伝統工法の流れから
在来軸組工法は出来ました。
「江戸時代に末期に建てられた町屋のリノベーションしました。」
家は適切なメンテナンスさえすれば、いくらでも持たせることが可能です。
外国生まれの2×4工法とか、パネル工法は日本のような高温多湿な気候風土では短命になります。
高度成長時代は住宅もまるで車と同じように、使い捨ての時代があり
日本の住宅の平均寿命は他国と較べても短命でした。
しかし今は違います。
長寿命住宅にしなければなりません。
在来軸組工法は主体となる軸組さえ変えなければ、間取りの変更も出来るし、増築もある条件のもと出来る工法です。
「100年経っていた大きな旧家のリノベーションしました。在来浴槽は腐っていたので、軸組はやり替えシステムバスと洗面脱衣室もやり替えました。」
「二間続きの和室を小屋組はそのままに大きな28帖のLDK
にしました。」
家は建てるときは造り手が主役で造りますが、住んでからは住み手が主役になります。
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「次回の住まい塾は7月5日です。」
子育て世代に家を建てる人は多いものです。
それでは子育てしやすい間取りはあるのでしようか?
なるべく家族と触れ合いが出来る間取りがいちばん必要なのではないでしょうか。
子供室は普通は二階に取ることが多いですね。
階段はダイニング階段かリビング階段にすれば必ず家族と触れ合う間取りになります。
「子育て世代さんの家でリビング階段の例です」
学校から帰った時にも外出する時にも必ず家族と顔を合わす事になります。
廊下につけた階段では家族に顔合わさずに出入りができてしまいます。
「終の住み家では廊下を階段をつけた例です」
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