西洋文化のドアーと日本文化の引き戸は機能が違います。
ドアーは常時閉鎖型の開口部であり引き戸は開放型の開口部です。
引き戸は本来開けて開けておいてもよいのです。
ドアーは普通は閉めておきます。
戦前の日本の家には余程の裕福な家庭でない限り子供部屋などは
ありませんでした。

西洋文化のドアーと日本文化の引き戸は機能が違います。
ドアーは常時閉鎖型の開口部であり引き戸は開放型の開口部です。
引き戸は本来開けて開けておいてもよいのです。
ドアーは普通は閉めておきます。
戦前の日本の家には余程の裕福な家庭でない限り子供部屋などは
ありませんでした。
貧乏子沢山、産め増やせやも国の政策もあり子供は7~8人もいました。
子供はひとつの部屋に雑魚寝?
勉強は広縁にちゃぶ台をだして勉強をしていた。
敗戦してから、占領政策から西洋住宅が取り入れられて?
個室文化が入ってきました。
内部の戸も引き戸から開き戸に変わりました。
したがって子供部屋にもドアーが取りつけれてしまいました。
電化も始まり子供部屋にテレビやパソコンもあります。
プライバシーの侵害だと子供部屋にかぎをつけてくれと言われて
慌てる親も出てきました。
親の寝室が6畳で子供の部屋も6畳?
親の寝室が6畳なのに子供部屋は8畳なの逆転現象の家もある様です?
昨年福井県の仲間の工務店の家を見に行きました。
二種類の違うタイプの家でした。
ひとつは昔ながらの福井の町屋でした。
自社設計でしたが、2階は芯梁工法で厚い杉板に柿渋を塗っていました。
建具も杉の赤味の柾目を使っていました。
納まりも非常にきれいでため息が出るほどの出来栄えでした。
あとのひとつは東京の連合設計さんの設計の家でした。
シンプルモダンな外観の家でした。
いたるところに吉田桂二流の納まりもありましたが・・・・
若い所員のアイデアもちりばめらていました。
この家が驚いた事に天井の高さはすべて2,2メートルに統一されていました。
普通は2、4メートルです。
また最近では2、5メートル、2,6メートル取る場合もあります。
しかし2,2メートルでも少しも天井が低く思えません。
建具の上は透明のFIXで欄間にして部屋がすべて
見通せるようにしていました。
部屋からすべての部屋を見通せる様にしていることで
広がりの空間を演出しています。
天井を2、2メートルにしようとお施主さんに提案するのは
大変勇気がいったでしょうが・・・(笑い)
家は部屋を多くして区切り、小間割り間取りすればする程大きくなります。
部屋で区切れば廊下の無駄な空間も増えます。
床面積が大きいのに何故か広く感じない家になります。
また小間割り間取りの家は風通りも悪くなり、日照も悪い家になります。
建て替えなどでは家の坪数を大きくしたのに何故か
あまり広くなった気がしないと言う事が起こりがちです。
それは部屋数が増えただけでひとつひとつの部屋の広さが
変わらない場合におきます。
人間は同時にふたつの部屋に身を置くことが出来ないからです。(笑い)
部屋数を必要以上に多くすると掃除も大変ですし、
普段使用しない部屋が出てきます。
子供が出て行くと子供部屋は全く空いてきます。
ますます使わない部屋が増えてきます。
空き部屋はすべては物置き状態になります。
納戸だらけの家になってしまいます。
部屋数はなるべく少なくして普段は広く使います。
必要な時に引き戸で仕切る様に造ります。
小さく造って広く使うのが広がり空間の家づくりの秘訣です。
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