
建て替えています。
大工さんは今和室の屋久杉の無垢の天井板を張っています。
1枚1枚木の目を見ながら手加工しながら
張っています。
床柱も前の家の物を使おうと残してましたが
ほぞ穴や仕口の関係で断念しました。
安価な米栂が出て来てから日本の栂は使用されなく
なりました。
20年ほど前に高知県に建築物の研修に行きました。
その時に高級料亭で栂普請の方が桧普請より
高級なんですよと料亭の人が言われてました。
大工あがりの先代は日本の栂にこだわりを持っていたのでしよう。
1. 材の性質と特徴
* 栂(ツガ):
* 木目が通直で美しく、ヒノキよりも明瞭とされます。
* 非常に硬く、加工が難しい「大工泣かせ」の木と言われました。
* 年月が経つにつれて色が赤みを帯びていき、独特の風合いが増します。
* 国産の良質な栂は、天然林材からしか得られず、成長が遅いため年輪が詰まっています。
* 桧(ヒノキ):
* 独特の香りと光沢があり、美しい木肌を持っています。
* 耐久性、耐水性に優れており、古くから神社仏閣の建築に用いられてきました。
2. 高級とされる理由
* 希少性: 栂はヒノキやスギのように人工林で大量生産されることが少なく、天然の良材が限られていました。そのため、希少性が高く、高級材として扱われました。
* 硬さと強度: 栂はヒノキよりも硬く、強度も優れているとされています。そのため、構造材や床柱などに使用されると、より頑丈で格式が高いと見なされました。特に床柱においては、栂の独特な木目が珍重されました。
* 加工の難しさ: 硬く加工が難しい栂を使いこなすには、熟練した大工の技術が必要でした。手間と技術を要する栂普請は、それ自体が贅沢な仕事とされていた可能性があります。
* 地域の嗜好: 栂は古くから関西地方で好まれ、独特の「雅致」があるとして、建築や建具用材として珍重されてきました。
3. なぜ「昔は」なのか?
現在ではヒノキが高級材の代名詞のようになっていますが、これは時代や流通の変化が影響しています。
* 国産材の流通の変化: 高度経済成長期には、より安価な輸入材(特にベイツガ)が大量に流通するようになり、本来の国産栂の価値が見失われていった側面があります。
* ブランドイメージ: ヒノキは法隆寺をはじめとする歴史的建造物にも使われ、その優れた耐久性や香りが高く評価されてきたことから、「日本を代表する高級木材」としての地位を確立しました。
栂の希少性、優れた強度、加工の難しさ、そして関西圏における独特の文化的価値が相まって、「栂普請の方がヒノキ普請よりも格上」とされていた時代の話だと考えられます。
高知県の料亭でそのような話を聞かれたとのことですが、高知県は古くから林業が盛んな地域であり、木の文化が深く根付いているため、地域特有の木材に対する評価やこだわりがあった可能性は十分にあります。
旅館型間取りや小間わり間取りが凶悪犯罪を生む 大きな原因だと住宅建築家の吉田桂二さんは 説かれています。 現在では一般的な説ではない様ですが 私は自分の経験も踏まえて住まい塾では 広がり空間、リビング階段か台所階段を推奨しています。 Geminiの見解は下記の様にあります? 建築家の吉田桂二氏の「旅館型間取り」や「小間わり間取り」が子供の凶悪犯罪の根源であるという主張は、科学的に証明されたものではありません。氏独自の経験や思想に基づく見解であり、一般的に広く受け入れられている説ではありません。 主張の概要 吉田氏は、日本の住宅が昔ながらの農家のような、家族が常に顔を合わせる大空間を失い、旅館のように個室が廊下で繋がれたり、部屋が細かく仕切られたりするようになったことが、家族のコミュニケーションを阻害し、子供の孤立や心理的閉塞感を生み、最終的に凶悪犯罪に繋がるという考えを提唱しています。 * 旅館型間取り: 廊下があり、各部屋が独立している形式。家族が互いの顔を見ずに個室にこもりがちになり、自然なコミュニケーションが生まれにくいとされます。 * 小間わり間取り: 1つの家が細かく区切られ、小さな部屋が多数ある形式。これも家族のコミュニケーション不足や、子供の孤立を招くとされています。 一般的な見解 多くの専門家は、家庭環境、親子関係、社会経済的要因、教育、地域の繋がりなど、さまざまな要素が複雑に絡み合って犯罪は引き起こされると考えます。間取りがコミュニケーションに影響を与える可能性は否定できませんが、それが直接的な犯罪の原因であると断定するには、科学的根拠が不足しています。 実際に、広い空間を持つ家でも家族間のコミュニケーションが希薄なケースはありますし、狭くても家族が緊密な関係を築いているケースも存在します。住まいそのものよりも、そこに住む人々の関係性や心のあり方が重要視されるのが一般的な見解です。 まとめ 吉田氏の主張は、住環境が人間の心理に与える影響について一石を投じるユニークな視点ですが、凶悪犯罪の根本原因を間取りに求めるのは短絡的であり、科学的根拠に乏しいと言えます。犯罪は、個人の心理、家庭環境、社会構造など、多岐にわたる要因が複雑に絡み合って発生する問題と捉えるのが、現在の主流な考え方です。
女性の宇宙飛行士だった向井千秋さんが
執筆されています。
ユニークな人だった様です。
経歴を調べてみました。
向井千秋さんの詳しい経歴は以下の通りです。
医師として
* 1952年:群馬県で生まれる。
* 1977年:慶應義塾大学医学部を卒業し、医師免許を取得。
* 1977年~1985年:慶應義塾大学病院などで心臓血管外科医として勤務。慶應義塾大学出身の女性で初の心臓外科医でした。
宇宙飛行士として
* 1985年:宇宙開発事業団(NASDA、現JAXA)に、搭乗科学技術者(宇宙飛行士)として選ばれる。
* 1992年:毛利衛宇宙飛行士のミッション(STS-47)で、地上管制官として実験をサポート。
* 1994年:日本人初の女性宇宙飛行士として、スペースシャトル・コロンビア号(STS-65)に搭乗。微小重力下での生命科学や宇宙医学に関する実験を実施しました。
* 1998年:日本人として初めて2度目の宇宙飛行を経験。スペースシャトル・ディスカバリー号(STS-95)に搭乗し、宇宙での老化現象や生命科学分野の実験などを行いました。
その後の活動
* 2004年~2007年:国際宇宙大学の客員教授を務める。
* 2007年~2015年:JAXAで宇宙医学研究室長や宇宙医学センター長を歴任。
* 2015年:東京理科大学副学長に就任(2016年より特任副学長)。
* 2017年:国連宇宙空間平和利用委員会科学技術小委員会議長に就任。
現在も東京理科大学の特任副学長として、後進の育成や研究活動に尽力されています。