住宅ローンの金利には大きく分けて固定金利と変動金利の2種類あります。 固定金利とは、金利固定される物をいいます。 長期固定金利の代表的なものは「フラット35」があります。 これは民間の金融機関が、住宅支援機構と提携した住宅ローンです。 昔の住宅金融公庫です。 金利水準は返済期間や申し込み機関、融資の実行時により異なります。 また金融機関が独自に販売する、長期固定型金利の住宅ロー-ンもあります。 適用金利は金利情勢により変るので、最新情報は各金融機関にお聞き下さい。 一方変動金利は、短期プライムレート長期プライムレートと呼ばれている金利水準に連動して 随時変動していきます。 今の時代の様に変動金利が低い場合は変動金利が有利ですが、 変動金利は金利政策の変更や国際金融情勢により、短期間に大きく変る可能性があります。 低金利時代の現状では、長期間借りる場合は多少高くても長期固定金利を選択した方が良いかと思います。 家づくりの基本125参照 弊社では資金シュミレーションのソフト使い丁寧に資金計画をご説明させて頂きます。
上手なローンの返し方 ローンには上手な返し方があります。 代表的なものに、繰り上げ返済、返済条件の変更、借り換えの3つがあります。 1,繰り上げ返済 毎月の返済額とは別に、まとまったお金を返済する事をいいます。 繰り上げ返済した金額は、基本的には元金に充てられるので、その後の金利も減り、 ローン負担が軽くなります。 繰り上げ返済には、毎月の返済額はそのままにして、元金と利息が減った分、期間が短縮される 「期間短縮型」と繰り上げ返済後も返済期間は変えずに毎月の返済額を減らす 「返済額軽減型」があります。 どちらもローン負担を軽減出来ますが、同じ金額を繰り上げ返済するなら、 期間短縮型の方が金利の軽減効果は大きくなります。 2,返済条件の変更 ローンの返済期間や、ボーナスと毎月の返済比率、返済タイプなどの変更です。 生活にゆとりがある人なら、返済期間を短縮して毎月の支払額を増やせば、返済総額を大きく減らすことができます。 毎月の返済額が一定の元利均等払いから、元金均等払いに変更すれば返済総額を減らすことができます。 他方収入が減ってローンの支払いがきつい人は、返済期間を延長して月々の支払い額を減らす事が出来ます。 3,借り換え 現在のローンを完済して、他のローンに組み替える事です。 高金利のローンから低金利のローンに組み替えたりするのです。 ただ異なる金融機関のローンに組み替える場合は、新規にローンを組む場合と同様な手続き費用や担保設定費用がかかります。 最低でも20万円から30万円くらいはかかります。 ローン残高が1000万円以上返済期間が10年以上の残っている場合で、借り換えの後の金利差が1%以上下がる場合には 借り換えを検討してみる価値があるでしょう。 家づくりの基本125参照 弊社では資金シュミレーションのソフト使い丁寧に資金計画をご説明させて頂きます。
自己資金は総費用の20%以上? 住宅資金の基本となる3つのポイントを紹介します。 1,住宅資金をどういう方法で用意するか? 自己資金と住宅ローンの割合 分譲マンションなどで提携ローンがついている場合は頭金10%でも購入可能ですが、 戸建て住宅の新築の場合は支払時期の関係もあり、10%では足りません。 総費用にしめる自己資金は多いほど良いのですが少なくとも20%以上は必要です。 2、わずかな金利差にも注意 住宅ローンの返済は長期間なので、わずかな金利差でも返済金額は大きくかわります。 たとえば2000万円を期間25年で元利均等払いで借りた場合、金利が1%違うと毎月の返済額で約1万円、 25年間で約300万円もの差が生まれます。 目先の金利が低くても変動金利では、将来の金利上昇により思わぬ支払い増加を招く危険性があります。 一般的には低金利の時代は長期間金利が固定されている有利と言われています。 3,いくら借りられるかでローン金額を決めない 借り入れ限度額で借りるのではなく家計上、余裕を持って返せる金額でローン金額を考える。 一般的には返済額は年収の25%以下に抑えるのが望ましいと言われています。 年間返済額の年収に対する比率の上限は、年収の高い人ほど高く、年収の低い人ほど低くなります。 家づくりの基本125参照 弊社では資金シュミレーションのソフト使い丁寧に資金計画をご説明させて頂きます。