前回は、あれもこれもと欲張らずに、
・本当に必要なものを見極めること。
・上手に捨てること。
この機会に【必要でないもの】を見直しましょう。
と言う話でしたね。
あなたは、【必要でないもの】がわかりました?
前回は、あれもこれもと欲張らずに、
・本当に必要なものを見極めること。
・上手に捨てること。
この機会に【必要でないもの】を見直しましょう。
と言う話でしたね。
あなたは、【必要でないもの】がわかりました?
今日は、前回の続きです。
前回のキーワードの1つ“(上手に)捨てる”についてです。
今から家を建てる人に、
「どんな家を建てたいですか?」
と聞くと、たくさんの要望の中で、
「収納スペースをできるだけ広く」
「今よりもっと収納スペースが欲しい」
これが大抵出てきます。
確かに、物は日々増えてきます。
増え続ける物をどうするのか。
多くの人が頭を悩ませていますね。
TVの情報番組では、
収納の達人が収納下手の奥様の代わりに色々なワザを使って収納する。
というコーナーが人気ですね。
主婦向け雑誌にも収納裏ワザが特集されたりしています。
確かに、ためになる収納ワザもたくさんあって参考になりますが、
収納の前に重要な事があると思うんです。
収納ワザを磨く前に、上手に捨てよう!
物が捨てられない人、周りにいませんか?
何でも“とりあえず”“一応”置いておく。
その結果、収納スペースはパンクしてまい、
家はガラクタであふれかえってしまうんですよね。
これって実は物を粗末にしているように私は思います。
それに、精神的に不健康な気もしませんか?
自分に自信と余裕があり、
今、自分に何が必要なのかをきちんとわかっている人は、
不必要な物を大切な住まいに溜め込むようなことはしないでしょう。
家族団らんのスペースが、
不必要なガラクタのために収納スペースとなってしまうなんて、
“もったいない”という訳です。
無難な家は良くない?
そう考えると“こだわり”過ぎた家では、
家族の成長と変化について行くことが出来ないのでは?
ここは○○の部屋、□□するための部屋、と細かく使い道を限定してしまうと、
実際、生活をはじめてみると、思いもよらず使いづらい。
ライフスタイルが変わり、全く使い方が違ってしまう。
となっても、簡単に変更はできません。
そうならない為に考えれることは、
この部屋は○○をする部屋、などときちんと分けてしまわずに、
大きなワンルームのような家を造っておいて、
ここは※※をするスペース、△△のスペース、
というように分けるのです。
そうすると、
将来、必要とする物が変わったときにも変更は簡単ですし、
チマチマと小部屋をたくさん造ってしまい、
家族が別々に部屋に閉じこもってしまうこともなく、
どこにいても家族の存在を感じ、
コミュニケーションが自然にとれる。
そんな素敵な住まいになるのではないでしょうか?