家を建てるなら、はやりの流行デザインが良いですか?
ヨーロッパの町並みの写真や映像などを見ると、
外観デザインがや外装につかわれている素材が統一されていて、とても美しいですね。
アメリカも同じで、町並みの雰囲気を壊す事が無いように、メンテナンスや木や芝生の手入れをしています。
では、日本はどうでしょうか?
家ごとに外観でデザイン、雰囲気がまったく違います。
外装材もそれぞれに違います。
今の日本の住宅には流行があります。
10数年前にはやった素材やデザインの家はすぐに古いと感じてしまうのではないでしょうか?
欧米の住宅が何十年経っても古く感じ無いわけは、デザインや素材に流行がなく長い間ずっと愛されているからでしょう。
愛着を持ち、手入れしていけば古さは風合いや魅力に変わります。
かって日本の町並みも統一されていました。
古い城下町の倉敷などは、昔ながらの武家屋敷や町屋が立ち並んでいて非常に風情があります。
古くても味わいが出てくるような家造りをしたいものですね。
家造りの成功の秘訣は自分の家に使える総額を正しくつかむ事です。
普通は自己資金+借り入れ額となります。
自己資金の中には生前贈与額も含まれます。
借り入れ額は年収の多少により違いますが、年収負担率は25%内外で収めるのが安全です。
それと土地を選ぶ前に、家造りの勉強をする事です。
家の必要総額を概算出して貰いそれに諸費用を足して、
家の総額から引いた金額が土地に使える価格です。
これが家造りに成功するただひとつの正しい家造りの手順です。
この手順を踏まないで土地から決めてしまうと、土地の予算がオーバーしてしまい、
自分の家造りの適当総額がオーバーしてしまいます。
住宅ローンが払えなくなり住宅ローンが破綻してしまう大部分の人は
身の丈以上の高い土地を選択してしまった事が要因です。
まず家造りに使える総額を正確にだす。
それから家の予算を出す。
家造りの総額から5%から7%の諸経費の概算をだす。
家造りの総額から建築費と諸経費の合計を引いた額が土地の予算です。
この計算から出た予算の範囲内で土地を探せば家造りの予算の大きな総額オーバーはありません。
日本の家造りはこの50年足らずでのうちに大きく変化してきました。 プレハブメーカーが日本に誕生してから、現場作業を省力化しました。 工場でパネル化してコストダウンをしました。 しかしユーザーには還元されていません。 広告費やモデルハウスの固定費などに莫大な経費がかかるからです。 ユーザーの方も家を建てるから家は買う物へと意識が変化しました。 豪華な大きなモデルハウスに夢をはせて、豪華なパンフレットに載せられている いくつかのモデルプランから(自分の敷地の道路の向きと、建てる大きさ)から選ぶわけです。 車を買うときと同じ感覚です。 実物とパンフレットを見ながらオプションを決めていく。 自分が何十年も棲む家です。 住宅は人間はに取っていちばん身近な環境です。 車の様にどこかに移動するときにだけ使う乗り物とは訳が違います。 工場でオートメーションでユニットをを制作されて現場で組み立て組み立てられた積み木のような? 住宅に数千万のお金を払いますか? 家は買う物ではありません。 建築主がしっかりと住宅の工法のメリット、デメリットを勉強して、自分自身で、工法を決めて 住まい造りの基本をしっかりと勉強をされて住宅業者と綿密に打ちあわせをしながら造りあげるものです。 12月の住まい塾は、12月5日、12日に開催致します。 1日ひと組で完全予約制で開催しております。