作家の城山三郎さんが、ある会合で含蓄のある話をされたと 致知と言う雑誌で知りました。 若い女性が結婚相手の条件として、 三高(高学歴、高収入、高身長)を挙げるの引き合いに、 指導者にも三高があると言う話をされたそうです。 三高の一つは高安定。経営のなかで業績の安定は必須だと。 二つ目は高感度であること。 目まぐるしい時代の変化に処するためには高感度でなければいけない。 そして三つ目は、高淡白。 私心がない、飾り気が無い事、名声や地位を欲しがらない。 物質欲が希薄な事、つまり卑ならずと言う事が、 指導者にとって特に重要な要件だと、言われたそうです。 どれもこれも私には備わってないので、 指導者の資格は無いと思いました。 巷、草創期には清貧を貫き立派な指導者であった人が 仕事が成功すると卑しさを露呈し、謙虚さを失ない 晩年を汚すケースは枚挙にいとまがありません。 親父がいつも私に言ってました。 「徹、商売は必ずいい時も有れば悪いと時も有るもんだから一喜一憂するな」と 順境にある時傲慢に陥らない事は、逆境にある時に清貧を 貫く事以上に難しいですね。 個人差があるにせよ物欲を、抑えるのも難しいもんですよね。 今日は柄にも似ず、えらい硬い真面目な話になりました。 毎日猛暑が続きます。 外で仕事をする人は、熱中症には充分気をつけましょう。
06/24 終の住み家とは
05/17 「二世帯の家」広島 注文住宅 社長ブログ
02/1 「子供部屋にはドアーはつけない?」 広島 注文住宅 自然住宅社長ブログ
01/29 「間取りと凶悪犯罪」 広島 注文住宅社長ブログ
01/19 「飛鳥の工人達」 広島 注文住宅社長ブログ