柴犬リキ(57才の繰り言)
リキは今年の10月15日で7歳になります。
早朝の散歩の時わたしが目覚めが悪くて寝ていると
私の唇を舐めに来ます。
「こらおっさん早く起きろ
」とでも思っているのでしょう
犬は自分のご主人様は一人決めていると聞いたことが有ります。
何故かリキは女房をご主人様と思っているようです。
何たる事かサンタルチア!
亭主関白で女房をいつも怒り飛ばして威張っている私をさておいて
その証拠に私が「リキ」と何回呼んでも知らん振り
私が女房に「お前が今度呼んでみい」と言い女房が「リキ」と呼ぶと
伏せをして寝ていても直ぐ女房の方を振り向きます。
私が今度こそと思い「リキ」と呼んでもまたまた知らん顔
私は「リキ毎朝散歩連れて行ってやってるのはわしでもう
連れて行かんで」と行っても無視
可愛い孫のココにも先日「ばあばあは好きだけどじいじいは嫌い」
と言われる体たらく
私は人格的に問題が有るのでしょうか
時々人生寂しくなります。
この年で今更「ぐれてやる」と駄々をこねる訳ににも行かず
耐えるしか無いのでしょうか
誰にも愛される事の無くなった?悲しい57歳の中年の
おじさんの繰言でした。
誰かこの私に愛の手を!
あれから11年経ちました。柴犬りき君も足腰もよわり、
夜泣きがひどくなり介護がいるようになりました。