実録・連合赤軍 若松孝二監督 先週の土曜日に女房とレイトナイトの映画を アベックで見に行ってきました。 題名は「実録・連合赤軍」団塊世代の私たちにとって 決して忘れ去る事の出来ない連合赤軍のリンチ殺人事件! 私も大学に入った年に日本大学の大学紛争が勃発しました。 軟派の私は勿論ノンポリでしたが・・・ 一度御茶ノ水に同級生に誘われてフランスデモに参加して機動隊に 追われて死ぬ思いで逃げ帰って以来・・・ デモにも学生運動にも参加しませんでした。 60年安保を戦い革命を夢見た若者たちの挫折・・・ 武闘派の赤軍派が分裂合併を繰り返して連合赤軍派となり 浅間山に引きこもり軍事訓練を続けているうちに狂気の沙汰に 陥り総括と言う名のリンチ殺人で次々に仲間を殺していく場面には 思わず目を覆いたくなりました。 集団心理の恐ろしさ最初は若者の純粋な気持ちで社会を良くしようと 理想郷を求めて革命を夢見た男たち女たちの運命・・・ 見ながら切なくなりました。 権力を握ったリーダーの狂気に逆らえなくなり総括と言う名の リンチ殺人を皆でやってしまう人間の弱さ・・・ 最後に浅間山荘に5人が立てこもった時に兄をリンチで殺された 16歳の最年少の闘士が年上のほかの仲間に叫ぶシーンが印象的 でした。 リーダーが「何故こんな事になったんだろう?」と言う言葉に 一人ひとり名指しで「あんたも、あんたも、みんなに勇気がなかったからだ!」 と叫ぶのですが・・・・ 真の勇気持つと言う事の難しさをつくづく考えさせられました。![]()
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