「お年寄りの空間は細かくわける?」
今まで廊下のない広がり空間の話を何回かしてきました。
今回は真逆の話をするようですが、子育て世代ではなく終の住み家。
お年寄りとの同居住宅と言う観点のお話です。
4畳半の部屋がふたつ。
納戸が4畳、押し入れ、小物入れ、これらの合計は8坪弱・・・・
この空間に二人いるのだから、一人当たり4坪弱つまり8畳よりせまくなります。
お年寄りを大切にしようとお年寄りを大切にと広い部屋をとり、床の間、押し入れ、タンス置き場なども並べるとそれだけで8坪になります。
しかしその部屋が住みやすいかと言えば冬は寒々する。
明かりをつけても部屋の隅々が暗い。
お年寄りは動作がおっくうになります。
また夫婦別の部屋が欲しくなります。
和室ならもう1坪増やして縁側をつけて雪見障子をつければ
寒いときに炬燵に入り縁側越しに庭の降る雪を眺める事もできます。
また天気の良い日なら格好のサンルームにもなります。
かく言う我が家も親父が建てた家ですが、座敷より広縁の雪見障子から庭に降る雪を眺めるのはとても心が落ち着きます。
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