狭い家でも広く住むには、部屋にごちゃごちゃ物を置かない事です。
8畳の部屋でも家具や置物やら色々置くと使える空間は6畳くらいになってしまいます。
6畳の部屋は4.5畳にくらいになります。
私の親父は元々は大工でした。
長男の私に常々言って聞かせてくれました。
「徹!和室の8畳には1.5間か2間の押し入れ、6畳には1間の押し入れがあれば良い!よう覚えとけえよ~」
たたきこまれました。
二間続きの和室のある家が普通でしたが今は和室はとっても1室ですね。
現在弊社では収納率(全体の面積に対する収納面積の割合)を重視していますが・・・・
基本は昔とあまり変わりません。
部屋の中にはなるべく物は置かない。
適材適所に収納をとる。
玄関にはSIC、部屋には物入れ・CL、台所には食品庫、寝室にはWIC、子供にはCLと適材適所に収納をとります。
収納率は12~13%を取るようにしています。
部屋に家具類を置かないメリットは大きく分けて3つ有ります。
①地震が起きた時に家具の下敷きになるリスクを回避出来る。
②掃除機をかけるのが楽である。
③転用性のある空間になる。
昔の日本の住まいは、多用性がありました。
家族が集まる、食事も出来る、お客さんが来れば客間にもなる、
一人でいるときには書斎でつかえる、夜になれば夫婦の寝室になる。
昔の日本の生活空間の特徴でした。
現在でも狭い部屋を広く使う秘訣は部屋にはなるべく物は置かない。
無駄なものはやたらと買わない。
家具類はすべて収納室にしまいこんで置けば良いです。
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