家が短命化した理由?
戦前の家は100年もつのは珍しくなかったのです。
それが昭和40年代に入りプレハブ工法、ツーバイ工法で
メーカーが日本の気候風土の特徴高温多湿を無視して
全国画一的に企画化した住宅を大量に売ったせいです。
昔は日本の住宅は地域の大工の棟梁がそれぞれの気候風土に合った
住宅を地産地消で造ってきました。
今では家は建てるのではなくて買うと言う人が
多くなっているのが現状です。
使い捨て住宅がいかに地球の環境破壊しているかは
自明の理です。
合板、集成材、塩化ブニール製品のメーカーの高気密高断熱住宅は
腐れが早く、また増改築不能です。
これは資源の無駄です。
在来工法の良さは間取りの変更も可能ですし、真壁工法にしていれば
木は大変長持てします。
4寸角の柱で60年くらい育つのにかかります。
少なくとも60年は家は持たせないと木材資源は枯渇することになります。
日本の伝統工法が、高温多湿で腐敗しやすい中を、
いかに木材を適材適所で使い分けて100年以上の長命住宅の
知恵をいまこそ学ぶべきです。
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