投稿日:2019年10月26日
「近代的な国産の柱材の製材所」広島 注文住宅
10月20日・21日と伊勢神宮にお参りして来ました。
21日は松阪のN木材さんの見学に朝行きました。
広大な敷地にすべてオートメーション化された近代的な木材加工場が
建設されており大変驚きました。
いままでも何回か木材の製材所の見学はして来ました。
だが規模と言いオートメーション化された設備と言い雲泥の差でした。
国産の杉と檜の柱や土台などに特化した加工場です。
年間の生産量が6万㎥だそうです。
丸太の皮むきから正角材に落してその他の部分もすべて
無駄なく製品化していました。
チップ材も再利用で乾燥窯の燃料に使用されていました。
柱材にするまでがすべてオートメーションです。
驚いたのが柱一本ずつ自動的に重量を量り区分して乾燥室で
含水率によって乾燥時間を調整していました。
また最終工程では一本ずつ含水率、ヤング係数等が自動で表示されます。
それが自動で印字もされます。
一本ずつのデーターもコンピュターに登録されるそうです。
土地の取得費や工場や加工機械など含めると総投資費用は
30数億円かかったそうです。
林野庁から3億5000万円ほど補助金が出たそうです。
新事務所、従業員宿舎、木材のストック場等が木造で出来ていました。
木造建築の日本の重鎮の吉田桂二先生の設計でした。
スパンの飛んでいる木造建築物を4寸角の檜の柱材だけで積み上げて
ボルトで縫って建築していました。
構造計算がよく出来たものだと感心しました。
事務所や従業員の福利施設は住宅建築にも応用できる
木造の切り妻の建て物でした。
手づくりの建具のデザインや色使い木組みの美しさ等も
大変勉強になりました。
特に事務所の玄関の無垢の引き違いの建具と袖壁の朱色の
色使いのセンスの良さには感心しました。
大変大胆な色で少しでもバランスが崩れれば下品になるのでしょうが・・・
やはり一流の建築家はその辺が凡人とは違うのでしょうね。
