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社長ブログ

「正しい予算配分」広島 注文住宅
投稿日:2019年07月23日
第三の鉄則
  「正しい予算配分」
 
 ある住宅新聞によれば、日本の住宅の平均寿命は、26
年、アメリカは、45年、イギリスは、75年だそうで
す。日本は、今や世界一の長寿国ですが、住宅の平均寿命は
何と最低だったのです。
 欧米に住んだことのある人はご存知でしょうが、アメリカ
では、80年、90年の住宅は当たり前で、また、中古住宅
の買い換えは、ごく普通の事で、70年80年経っても、手
入れのよくれている住宅の資産価値は、十分認めら
れているのです。イギリスでも、石積みという工法のせい
もありますが、100年以上の住宅もゴロゴロしています。
 一方、日本の住宅は、築20年も経つと帳簿上の建物の資
産価値は殆どなくなり、価値があるのは、土地代だけという

ことになります。その土地の価格も年々下がっているのです
から・・・。

それでは日本の住宅の技術が劣っているのかというと、そ
んなことはありません。
法隆寺、薬師寺東塔などは1300年以上ももっているし、
広島でも、昔の武家屋敷、古い民家など百年以上の住
宅はいくらでもあります。戦後の住宅不足の時代に、とに
もかくにも、大量の住宅供給が必要とされ、粗悪で劣悪で小
さい家の大量生産、また、在来工法でも、伝統工法を無視し
ての、新建材だらけのペラペラの木骨住宅の生産により、日
本の住宅寿命を早めてきたのです。
もっとも、かといって30年や40年で耐用年数が
なくなるなんてことはないのですが。
少なくとも70年80年経っても、ビクともしない家づく
りをするには、何にお金をかければ良いのでしょうか ・・・。
それは、住宅の主要構造部に出来るだけ予算配分をす
れば良いのです。

正しい予算配分のポイント
優先順位

① 基礎
② 構造躯体( 柱・梁・屋根・床組み)
③ 床材
④ 外壁
⑤ 内部仕上げ
⑥ 住宅設備( システムキッチン等)

1 番目の基礎についてですが、地盤調査をして、地耐力
( 地盤の強さ) が、十分ある時は、ベタ基礎にしなくても良
いのです。現在、何が何でもベタ基礎という風潮があります
が、「過ぎたるは及ばざるが如し」のことわざもあります。
日本の夏は高温多湿で、冬は低温低湿と、夏と冬とで、気候
条件が厳しい中で、調湿作用のある本物の木材が一番住
宅を造るのに優れた材料であるのは、間違いないので
すが、適材適所という言葉があるように、木の材種と、
使う場所を間違わないのが、家の耐久力に大きく影響
を与えてきます。

それでは、木材の使い方のポイントをいくつか上げてみま
すと、
・柱の寸法は、1 2 ㎝ 以上の柱を使う
梁間の大きい所は、出来れば1 5 ㎝ 以上、2 1 ㎝ 以上の
大黒柱も要所に使う、材料は桧材か杉材
・土台及び水がかり部分は、桧材かヒバ材の赤身の芯

材を使う
・梁・桁・小屋丸太の断面は、普通よりワンサイズ大きく
する
・木材はなるべく密閉して使用しない(空気に触れさせる)
・床のムク材は、最低でも厚さ1 5 ㎜ 以上、できれば4 0
㎜ くらいのものを使う

要するに昔の民家になるだけ近い木材の使い方をす
ると、家の寿命は長くなります。国産材の桧や杉も戦後
植林した物がやっと、思ったより安く手に入る様になってい
ます。

システムキッチン・洗面ドレッサーなどの住宅設備
機器のグレードを下げてでも、建物の構造躯体にこそ
予算をたくさん使うべきです。
いくら最新の住宅設備の高級なものを付けても、次から次
へと新しいものが年変わりに出てきます。いずれ古くなり、
取り替える時が、必ずやってきます。住宅設備の交換は、
比較的簡単に出来ますが、構造躯体の交換は後からで
は殆ど不可能です。
内装の壁材・天井材などの仕上げ材もなるべく自然
素材を使うようにしましょう。
住む人に優しいだけでなく、たとえばケイソウ土などでは、

ビニールクロスなどと比べて3~ 4倍長持ちします。メンテ
ナンスを考えれば最初は高くても長い目でみれば安
くつきます。




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