世界的建築家の安藤忠雄さんを建築界にデビューさせた建物が
住吉の長屋です。
間口はわずか2間(3、6メートル)、奥行きは8間(14,4メートル)
の小さな住宅です。
世界的建築家の安藤忠雄さんを建築界にデビューさせた建物が
住吉の長屋です。
間口はわずか2間(3、6メートル)、奥行きは8間(14,4メートル)
の小さな住宅です。
平面を3分割して中央に中庭を設けてそこから光と風を取り入れています。
外部は窓のない打ち放しのコンクリートで覆っています。
トイレや風呂に行くには中庭を通らないと行けません。
雨が降っている時には傘をささないと濡れるのです。
安藤忠雄さんはテレビでこの家には雨の日や
寒い冬には行けませんと笑いながら語っていました。
なぜなら施主さんから嫌味を言われるからだそうです?
この家は吉田五十八賞の最終選考まで残ったそうです。
93歳で亡くなるまで生涯現役で通した建築界の巨人、
村野藤吾さんが審査員として住吉の長屋を見に来られた。
建物の内、外をじっくり見られたあと
「この建築は悪くはない。が、建築家ではなく、この家に頑張って
住んでいる住み手の勇気に賞を与えるべきであろう」
と言われた逸話が残っているそうです。
結果は落選だったが・・・・
この住吉の長屋が安藤忠雄を日本の建築界に送りこみました。
独学で建築を学んだ安藤忠雄は大きいハンデを持ちながらも
不屈の精神と驚くべき独創性で世界的な建築家に登りつめました。
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06/24 終の住み家とは
05/17 「二世帯の家」広島 注文住宅 社長ブログ
02/1 「子供部屋にはドアーはつけない?」 広島 注文住宅 自然住宅社長ブログ
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