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社長ブログ

「深窓のお嬢様」  広島 注文住宅
投稿日:2018年10月19日
深窓のお嬢様
小学校時代翠町の大邸宅に住む同級生のお嬢様の話を
何回か書きました。
今日はその続編です。
小学校時代の親友M君も彼女の事が好きでした。
私と同じく高嶺の花。
勉強も風体も並の僕らにお嬢様は鼻も引っ掛けてくれる
筈もなくただ私らが一方的な片思い。
こんな事書くと失礼ですが今考えると・・・・
彼女は決して美人でも可愛くもなかったのです。
お金持ちのお嬢様で勉強も良く出来る。
庶民の僕ら、それだけで憧れていたのです。
ある時親友のM君がとんでもない事を言い出しました。
「佐々木!Iさんの所に遊びに行こうや」
内気な私は「Iさんの家知らんよ?お前知っとるんか?」
「わしもようは知らんが翠町の大きなお屋敷じゃけん行けば分かるじゃろう」
何とも大物と言うか何と言うか・・・
「急に行ったら迷惑じゃないじゃろうか?」
と引き気味の私に対して彼の一言
「わしゃそんなら一人で行くわ」
ライバル?に一人で行かれてはと気の弱い僕チンは
やっと重い腰をあげ彼の後を金魚のフン見たいに
付いて行きました。
確か近所で場所を聞いたりしてたどり着きました。
正に大邸宅
「どういえばええ」
「Iさん遊びましょうと言おう」
チャイムを鳴らし大きな声で「Iさん遊びましょう」
出てきたのは意地の悪そうなおばあさん(天国のおばあさんごめんなさい)
「誰に用?」
「あのN子さん居ますか?」
「N子友達が来とるよ」
今でも目を閉じればそのときの彼女の迷惑そうな怪訝そうな顔が
脳裏に克明に浮かんで来ます。
「なんの用?」
「うん一緒に遊ぼうと思うて来たんじゃ」
「う~ん今勉強してるから遊べない」
私はM君の袖を引っ張り早く帰ろうと合図しました。
彼は「喉が渇いているから水もらえんかね~」
彼女迷惑な顔をしながらも「うん待っといて持ってくるから」
彼女が水をコップになみなみと、入れて持って来ていると
かのおばあさん「N子そんなに一杯に入れて!水こぼしんさんなよ」
とキツイお言葉・・・

水をそれぞれに貰って帰ったと言う
たわいも無い、しかしちょっぴりほろ苦い
深窓のお嬢様の思い出話でした。
ちなみに親友のM君今県の課長さんです。
2007年10月のブログより



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