高屋の家 M様邸 2008年竣工
Sハウスの家を壊して建て替えました。
息子さんがお母さんと同居することになりお嫁さんが化学物質過敏症で実家のSハウスの家を
自然素材の全面リフォームをSハウスで検討されていました。
1年余り打ち合わせを何回も重ねられたのですが
プレハブ住宅では全面自然素材リフォームは対応出来ないと断らたそうです。
ホームページより弊社を知りご夫婦で訪ねて 来られました。
鉄骨系のプレハブでは全て自然素材のリフォームは不可なので 建て替えになりました。
夏涼しく冬暖かいアメリカで開発された形状記憶合金で季節により
衣替え出来る通気断熱WB工法を採用しました。
シンプルな切り妻屋根モノトーンの外観。
柱造作材は桧材、構造材は国産の松材。
床は山口産のなめら松、壁は珪藻土・越前和紙と自然素材で造りました。
断熱材も炭化コルクと自然素材にこだわりました。
21帖のLDKです。
化粧梁現わし、化粧天井。
LDKと続きの間の和室6帖。
21センチ角の桧の大黒柱をつけました。
「広島で自然素材の木の家なら佐々木順建設にお任せください。」
「次回の住まい塾は9月6日に開催致します。」
今日は仁保のK様邸の2年点検と宇品西のY様邸の10年点検に行って来ました。
2年目のK様は毎日快適に暮らしています。
外は蒸し暑いのに帰宅して家に入るとカラリと涼しく快適ですと感激されてました。
10年目のY様にも同じ様な感想が聞けるかなと思いましたが、もう10年も経つと当たり前の感覚になりました?
と言われました。
10年目のY様邸は無垢の木は床壁天井材また化粧梁と経年変化で落ち着いた色になっていました。
2軒とも仕様は無垢材と自然素材の家なんですが・・・
2軒のお宅とも建築時は子供さんはおひとりでしたが、
おふたりになられました。
「次回の住まい塾は8月9日に開催予定です。」
日本の住宅の欧米化
先日セミナーで講師の先生が受講生に質問しました。
この中で今年和服を一度でも着たことのある人は手を上げてください。
浴衣でも良いですよ、全受講生70人余りのうち僅か4~5人足らず。
次に家のお風呂が木の風呂の人は?皆無
それでは家に広縁のある方は?これは数人
講師いわく「これは日本が急速的に欧米化している証拠です。
住宅も相変わらずの和風に固執していては駄目です」
言われてみれば最近の子育て世代の人は殆どが
洋風のデザインを好むし
床の間、仏間がいると言う人はまずお目にかかりません。
それどころか和室が一つもいらないと言う人も多いです。
家造りをする年代で一番後年悔いを残すのは、
30代40代と若い世代の時の家造りです。
若い時はあまり老後の生活まで視野いれず住まい造りするからです。
長期的なライフサイクルを考えて住まい造りをしましょう。
それこそ一生に一度の大事業ですからね
かの大科学者アインシュタイン博士が、大正時代に来日して
3ヶ月以上滞在されたことがあるそうです。
その時日本各地を回られ当時の日本の自然を上手く
取り入れた住宅を絶賛されたそうです。
この様な自然をうまく取り入れた住宅を生み出したこの日本は
いまに世界を席巻する国と成るだろう。
エッセイーに残されているそうです。
日本の住宅の良さが欧米化により段々失われていくのでしょうか?
伝統的に優れた日本の住まいづくりを続けて行きたいと
思っております。
こういった住みやすい家について分かり易く教えていただける場が有ります。
ご興味が有られる方は、是非ご参加してみてください。
「次回の住まい塾は8月2日に開催致します。」