風の抜ける家を造る
暑い日がまだまだ続きますが、そろそろ涼しくなって欲しいですね。
夏の猛暑日においては機械の力を借りて室温を調節することは大切です。
その為に地域にあった断熱・気密性能を高めることも住まいにとって必要なことです。
しかしながら、数値を意識しすぎて窓を細く小さくしたり、数を減らしてしまうことがお家の快適性と比例していくかは疑問に思っています。
本末転倒だと思います。
やはり、心地よい風が流れる季節には自然な風を取り入れる、住まいの設計を生み出すうえで重要なポイントだと認識しています。
風は季節、地域、朝と夜で流れる方向が違うことご存じですか?季節は何となくイメージできますが、建てる地域でも風の流れが変わります。もちろん、敷地環境にも影響されますがプランニング計画では風の流れを意識し窓を配置する工夫が必要です。
また、風を流すためには風の入口と出口、特に出口を工夫しなくてはいけません。これはとっても重要。窓があれば良いというこではなく何のためにこの窓が設置されているかの意味とその価値があるかどうかを確認することは空間の快適性を高める秘訣かもしれません。
昨日に続き訪問販売のお話です。
消費者法が改正されて昔みたいな悪質なリフォームの訪問販売が少なくなったと思ってましたが、最近でも色々手を替え品を替えてやっているようです。
弊社で平成8年に西本浦町で家を新築させて頂いた家の奥さんから電話がありました。
なにかあればすぐに電話をしてこられます。
90歳ちかいひとですが、「家にチラシが入ってました。この地区は9月に一斉に配管の高圧洗浄をすることになりました。8月26日までに申し込みをして下さい?」
「奥さん配管の流れが悪いのですか?」
「いいえなんともないです。」
「悪質な訪問販売業者の手ですから相手にしないでください。
排水の流れが悪いようでしたら、すぐに事らで手配しますから」
奥さん安心して電話をきられました。
下記の事に十分に注意して下さい。
契約する前に
(1)訪問販売では、できるだけ契約しないこと
(2)工事を依頼するかどうかは、手間と時間をかけて十分に検討すること
(3)家族や身近にいる人が注意すること-成年後見制度の活用も検討する-
契約した後
訪問販売の場合、工事の開始後でも、クーリング・オフ期間内であれば解約できる
不審を感じたら、消費生活センター等に必ず相談して下さい。
先日12年前に新築した家にテレビコマーシャルしているリフォーム会社の営業マンが飛び込みでやって来て南区で仕事しているので、足場を外して転用すれば安くできるから外壁塗装をやりませんか?
150万から200万くらいで出来ます
と言われたそうです?
これは訪問販売の常套手段です。
ただ今キャンペーン中ですとか、この地域のモデルでやるから、特別価格でやります・・・
これらも全て売り込むためのセールストークです。
騙されないでください。
こちらでみたところ、外壁塗装をする必要はまだありませんでした。
訪販の塗装会社は外壁塗装は10年に1度はしなければと言いますが、敷地条件により違いますが、20年くらいは、大丈夫です。