日本では最高高さが30メートルを超える建物は建てられない時代がありました。
この数字は根拠はあまりなく日本は地震国だから高く建てるのは危険だから程度のあいまいな理由であったようです?
高い建物は横揺れに弱い理由は下層階での小さい揺れも上層階では非常に大きくなるから危ない、構造の論理からですが、構造物を剛体として造るからです。
もっと柔構造として造れば下層階の変形が中程で吸収されるので、上層階の揺れはそれほど大きくならない。
そういう新しい構造理論が誕生して、たちまち東京では高層ビルが林立しました。
薬師寺の五重の塔がどんな地震にも耐えて残ったのは、木造は本来柔構造からです。
超高層ビルは鉄骨造なので木造ににています。
ゆれてもたすわけです。
薬師寺の五重の塔には大きな無垢の芯柱が通っています。
スカイツリーも大きな芯柱を鉄骨で造り構造計算を柔構造で計算したと聞きます。
西洋の石造、煉瓦造、鉄筋コンクリート造は剛構造で作られています。
元来構造原理が違うわけです。
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現在日本に住宅の工法は大きく分けると8種類あります。
プレハブ工法に4種類、現場工法に4種類あります。
経年変化による家族の変化や住宅設備機器や内装外装の劣化などにより必ずリフォームやリニュアルする必要が出てきます。
結論から言いますといちばん自在性があるのは、日本の1300年以上の歴史のある木造在来工法です。
プレハブ住宅には鉄骨系、木質パネル系、プレキャスコンクリート系
ユニット系4種類ありますが、いずれも間取りの変更、増築などの大きなリフォームやリニュアルは出来ません。
また現場工法には、木造在来工法、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、
ツーバイ法の4種類あります。
先に述べた様に大きな間取り変更や増築にいちばん費用が安く対応出来る工法は在来工法です。
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今でもありますが、少し前までは日本の住宅は中廊下の間取りが大半でした。
2階建てが主体だから、1階が中廊下2階は片廊下になります。
1階には家族室と水回り部を取り、2階には個室をとります。
1階では居室を南側に取り、水まわりを北側にとるので、中廊下になり、2階は南側の居室の北側に片廊下をとります。
日本人は北欧や北米と比べると太陽が冬でも日照時間が長いので、お天道様崇拝?が強いのだと思います。
南側に居室をとります。
それはそれで良いのですが。
通風を考えるとこの中廊下式は風が通りません。
中廊下型間取りのいちばんの弊害です。
夏が暑くてやれません。
1階は廊下なしにして、リビングダイニング各部屋に行ける間取りにして風が通り抜ける様に窓を配置すれば風の通る家になります。
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