なまじの勉強より自分で考える 家を建てようと覚悟すると、誰もが大変な勉強家になります。 失敗したら一大事と思うからです。 確かに失敗する訳にはいきません。 ただつけ焼き刃だから知識としてわかったつもりでいても自分の内的なものにはなっていません。 一夜漬けの試験勉強が身につかないのと一緒です。 本当の意味での勉強にはなりません。 家づくりの勉強は本を買うかインターネットが多いとおもいますが 本に書いていたりインターネットに載っている物が全て正しいという保証はありません。 正しいかどうかはの判断はあくまで自分です。 ですからやっぱり自分で考える事が最も大切です。 家は家族のためのものだから、家族で考え合う必要があります。 にわか勉強の弊害は自分をなくしてしまうことが多いからです。 たとえば滅多に来ないのにお客さんが良く来るような想定をしてしまうのです。 1種の幻想です。 よそゆきの家に成ってしまいます。 書斎生活などもその一例です。 自分の日常生活にないものまで想定して家づくりに取り入れてしまうと、 日常の生活像からかけ離れた家になってしまいます。 考える事は、無駄なもの取り入れず自分のふだん着の生活であるべきです。 また大きなメーカーのモデルハウスに行かれる方も多いですが、 70坪近くある大きなモデルハウスを見学しても大きな住宅を建てない場合は 倍くらいある邸宅を見学しても参考にならない場合が多いのです。 体によい家100の知恵 吉田桂二著 参照