近頃の住宅は在来工法でも殆ど木が見えません。
全部壁の中天井の中にに隠れているので在来工法か2×4工法か
プレハブ工法か見分けがつきません。
昔の在来工法は外部も内部も木が見えてました。
木材は空気に触れていれば腐りにくいという性質を持っています。
壁や天井の中に密閉されていると木は呼吸困難になります。
壁内結露があると木は吸収するばかりで乾くことが出来ません。
昔の住宅の様に外部も内部も木を露出させるのがいちばん良いのですが、
広島の旧市内は殆ど準防火地域に成りました。
外部に柱や梁桁の構造体を出せなくなっています。
外部も密閉され内部も大壁や天井に密閉されると木は十分に呼吸する事が出来なくなります。
内部だけでも壁や天井で隠さず、内部空間に露出すれば腐れから逃れる事にもなります。
それに木材は調湿効果がとてもあります。
珪藻土の6倍あると言われてます。
湿度調整を電気代ゼロでやってくれます。
木は見せて使いましょう。