■精神的な負担 住宅ローンの返済期間を30~35年の長期に設定すれば、 月々の返済負担を軽減できます。 しかし、40歳で35年ローンなら完済は75歳。 ずっと健康に働けるなら大丈夫かもしれませんが、 その年齢までローンを抱えるのは精神的な負担が大きそうです。 実際、若い世代でも、 住宅ローンのプレッシャーが原因で賃貸暮らしを選ぶ方もいます。 住宅ローン契約後も、プレッシャーや不安に悩む方もいます。 ■60歳を目安にするなら 家づくりする方の中には、漠然とした憧れはあるものの、 なかなか決断できなかった方もいるとか。 しかし、30年ローンを組むなら30歳までに動く必要があります。 60歳までの返済計画を立てる場合、 家づくりを先延ばしにするほど返済期間が短くなるので、 月々の返済額を増やすか予算を減らすか、どちらかを選択することになります。 ■無理の無い計画を 子育て中だと、 「子どもを伸び伸びと育てるなら広さは欠かせないよね」 と思いがちです。 しかし、それは子どもが巣立つまでの期間限定。 子育て終了後に 「広すぎて手に余る」 「ガランとして寂しい」 と嘆く方もいることを踏まえると、 数十年後の暮らしまで想像して検討した方が良さそうです。 広さの分だけ建築費用も維持費も増えます。 伸び伸びとした生活を楽しむには、 防音性の追求や間取りの工夫など、広さ以外の方法もあります。 予算を増やすために無理をするより、 限られた予算を有効に活用する方が老後の負担を減らせます。 担当者の知識を存分に提供してもらいながら、 無理の無い計画を立てましょう。 家づくりの情報をお届けするメルマガ夢職人は下記をクリックすると登録できます。