早くから、 住宅展示場に行って、 アンケートに住所氏名を書いて、 住宅メーカーの営業マンに付きまとわれて、 選択肢を、せばめて、情にほだされて、 また、熱意に負けて不本意な住まいづくりをしていまい、 後で地団駄を踏むということだけは絶対に避けていただきたいのです。 これは笑えない本当の話ですが、 日本一の大手プレハブメーカーを築きあげた社長さんの大邸宅は、 在来工法の素晴らしい数奇屋建築だそうです。 また、木質系プレハブを、独自の研究で築きあげたプレハブメーカーの社長さんの家もやはり、 無垢の木をふんだんに使った在来工法で、建てられた大邸宅だそうです。 何故自分の会社のプレハブ工法で建てないのでしょうか? その会社の社長が選ばない工法を大量に生産して、どんどんお客様に売るなんて笑えない話だと思いませんか? 私の五十年あまりの建築に携わってきた経験から、 日本の気候風土に一番合って自由な間取りができて、 窓の位置も大きさも制限なく取れて、 将来の増改築等も自由に対応できるのは 在来の軸組の木造住宅しかないのです。 地震に弱いとか、 火に弱いとか、 気密性、 防音性が良くないとか、 一方的な住宅メーカーの営業マンの営業トークに惑わされることなく、 ご自身が勉強されて、 最適な工法を選択され、 住み心地の良い、 住み甲斐の持てる、 世界であなただけの素晴らしい「オンリーワン」の住宅が実現できるよう、頑張り抜いて下さい。 佐々木 徹
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