お母ちゃん納豆買って
私は超がつくくらいの甘党です。
洋菓子も和菓子も甘いものなら何でも来いです。
甘いものには本当に目が無く、子供が小さい頃なんかも
子供の食べてるものを少し横取りすることもありました。
関西方面に旅行した時には必ず伊勢の赤福を土産に買ってきました。
土産とは口実で食べるのは殆ど私です。
一度に半分以上平らげます。
さて本日のタイトルですが、私が小学生の低学年の頃の話です。
その頃は行商で豆腐とか魚とかいろんなものを売りに来てました。
ある日のこと「ナット~ナット~美味しい美味しい納豆はいらんかね」と言う行商のおじさんの
さわやかな声を聞きつけた甘いもの大好きなご幼少の佐々木徹君何を血迷ったか、
「おかあちゃん納豆買って?」母答え「徹君あれは納豆と言ってもあんたが思っている納豆じゃなく、甘くない納豆で、大人が食べるもので美味しくないんよ」母の必死の説得?にもかかわらず分からず屋の僕ちゃんは「それでもいいから買って」親父が「ええけん、こうちゃれや~食べさせてやればわかるじゃろう~」
買ってもらい大満足の私、ところが母親から見せられたものは、
私が思っていた物とは似ても似つかぬ、ねばねばした変な物でした。
こわごわ口にしたらまずくて食べれません。
甘納豆だと勘違いした私の失敗談でした。
今でも納豆食べる時に、この昔の出来事を時々思い出します。
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