架構が間取りを優先させる
在来工法の注文住宅のいちばん良い所は、敷地条件や家族構成や住み方にあわせて自由な間取りが出来る所です。
プレハブ住宅やローコスト住宅では、フリープランは出来ません。
出来る様な事を最初の売り込みでは言いますがそれは営業トークです。
「架構は間取りを優先させる」これは85歳で逝去された木造住宅の重鎮であられれた吉田桂二先生の言葉です。
住宅は間取りと架構を一致させなければ、丈夫な家は出来ないと言う意味です。
1階の柱と2階の柱の位置を出来る限り一致させなさいと言う教えです。
間取りを考える時まず総二階を考えて、1階の足らない部分は下屋部分で取りなさいとも言われています。
普通は1階の面積が2階面積より大きくなります。
また間取りは2階から考えなさいとも言われます。
1階の間取りから考えて階段を考えると、2階の間取りが収まらなくなる場合が出てくるからです。
吉田桂二先生の基本通りに設計すると、地震に強い真の意味で丈夫な家が出来ます。
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