原爆の生き証人東さん
11月19日から21日まで日大の同級生が広島に来ました。
1日目は宮島に行きました。
2日目は江田島の元海軍兵学校から大和ミュージアムに行きました。
3日目は原爆資料館、原爆ドーム等に行きました。
慰霊碑のまえで記念撮影をしているとひとりの老人が
「みなさん何処から来られました?」
私が北海道、東京、浜松から来ました。
私は広島地元ですが」と答えました。
するとその老人は「私は実は12歳で
爆心地から1.5キロ先の鶴見町で被爆しまして大やけどをしました。
終戦後原爆記念病院が出来てから左の太ももの皮膚を切り取り
大やけどした右の頬に移植してもらいました
それからしばらくして白血病になりみるみる痩せてきて体も弱りました。
母親がつてを頼り関西大学の教授に白血病の治療方法を聞きました。
教授は治るとは保証は出来ないが牛の骨をぐつぐつ煮ると
牛のコラーゲンが出来るからそれを毎日飲ませなさい。
と言われました。」
母親はすがる思いでそれを実行したそうです。
すると1年後に奇跡的に白血病が完治したそうです。
「それ以来83歳の今日まで風邪ひとつひかずに元気です。」
と言われました。
また江田島生まれだと言われるので
「ええ私は能美島ですよ」
「能美島の何処ですか?」
「私は沖美町の是長ですよ」
「ええ私は三高ですよ」
「ええそれでは能美島ではないですか?能美島と言って下さいよ」
老人は笑顔になりました。
現在は江田島と能美島は合併して江田島市になったので
旧の能美島出身の人も江田島だと言われます。
私は決して江田島とは言いません。
能美島だと固執して言います。
老人はボランテイアで原爆の生き証人として自分の体験談を
慰霊碑に訪れた人に説明しておられます。
東さんの体験談を聞くことが出来て学友も大変喜んでいました。
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