日本の住宅を短命にしたのは誰か? 今度親父が建てた家のリフォームをさせて頂く事になりました。
ご自宅と借家の2軒を建てさせて頂いた江波のM様です。
もう50年以上経つ建て物です。
昔ながらの竹こまいに土壁の家です。
まだ外部の建具も一部木製です。
床にも無垢の床材を使用しています。
借家の方はそんなに良い材料を使っているわけではないのですが・・・・
借家の方に今度弟さん一家が住まわれる事になりリフォームを致します。
外壁や屋根の塗り替え内部の壁の塗り替えや水回りをリフォームします。
まだまだ本体はしっかりしています。
現在日本の住宅の平均寿命は26年と言われております。
木造住宅の法定の耐用年数が25年です。
戦前まではいや少なくとも大手のプレハブメーカーが住宅産業に参入して
鉄骨や合板、新建材、塩化ビニール製品を住宅の材料に持ち込むまでは
日本の家は大変長寿命な家づくりでした。
それこそ100年住宅は沢山あります。
それが昭和40年代に入りプレハブ住宅が生まれ、
また北米からツーバイ法の家が輸入され出してから日本の家は
世界で一番の短命住宅になり果てました。
高温多湿の日本の気候風土にあわない住まいづくりを
大量生産した事つけが回って来たのです。
在来工法の家も新建材や貼りもの床材集成材を
使用するようになり住宅を短命にしました。
プレハブメーカーはせっせと時の権力者に政治献金をして
プレハブメーカーに有利な法律にして着工戸数を伸ばして来たのです。
日本の住宅を短命にしたのは「大手プレハブメーカーと日本の官僚」
と言えるのではないでしょうか?
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