自動化は人を怠惰にする
住宅の住設機器は日進月歩新しいと思っていたものも直ぐに
古い機種となります。
トイレは立っただけで便器の蓋が開くし用を足すと自動で洗浄
します。
最近では浴槽も自動で洗うシステムバスも出来たようです。
何でもかんでも自動化すればするほど人間は怠惰になってきます。
全自動の洗濯機はもう大分前に出来ましたね。
システムキッチンも手を変え品を変えどんどん新しいモデルの物を
各メーカーが競って出します。
家の構造躯体にお金を使うよりも住設にお金を食われると言う
本末転倒の住まい造りにいつのまにやらなってしまいました。
今や3代に渡り住み継ぐ100年住宅が叫ばれている
今日住宅設備機器に偏重する住まい造りはいい加減に
改めなければいけないのではないでしょうか?
住宅設備の寿命より家そのものの寿命を延ばすよう
構造躯体、床、壁、天井が長寿命となるように
することが肝心だと思います。