日本の住宅の平均寿命は30数年です。
これでも伸びた方で10年前は20数年でした。
他の先進国に較べると非常に短命でした。
家を消費財としての認識をしていたからなのでしょうか?
昭和40年代からの高度成長期にかけて大量に住宅を生産しなければ
ならなくなった事、大手プレハブメーカーが粗悪な初期のプレハブ住宅を
大量生産した事、また家づくりが新建材や塩化ビニール製品が生まれて
工務店もいままでの手造りの自然素材の家づくりから新建材の家づくりに
移行して安易な家づくりになった事が大きな要因と言えます。
昔ながらの木の家は100年以上も現存しているものは沢山あります。
石油製品で造られた家は長持てはしません。
話は本題に入って間取りですが・・・・
35坪くらいの家で敷地条件や家族の構成などにより2000以上のプランが
普通考えられると言われております。
家族構成や住まい方によってまた建てる年代によって
間取りは変わってきます。
間取りの5大要素は、配置計画(ゾーニング)、構造計画、採光・通風計画、動線計画(生活動線・家事動線)、収納計画になります。
また長寿命な家は製品的な耐久性だけでは実現できません。
100年以上孫子の代まで継承させていくには住み心地とか
古くなればなるほどに家に対する愛着が生まれてくるような
家づくりでなければ家は受け継いでは貰えません。
また家族の変化に対応出来るような可変性のある間取りも必要になります。
間取りはなかなか奥の深いもので有るわけです。
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