子供の頃私の親父は正月に年賀状が来るのを今か今かと
楽しみに待っていました
そして年賀状が来ると畳に座り年賀状を区分けして行きます
おっとその前に何枚来てるか嬉しそうに数えてました
そして私ににやっと笑いながら言い放ちます
「徹!年賀状お前何枚きた?」
その頃の私は分かりませんでした
うちの親父は変わってるじゃないか?
何であんなに年賀状が沢山来るのが自慢なんだろう?
「社会に出て年賀状を100枚以上貰える様になったら一人前じゃあ~
徹お前は何時に成ったら年賀状が100枚以上来るようになるかのお~」
当時の私は思いました
「ほっといてくれ!年賀状が沢山来れば偉いんかあ~」
58歳になった私は今親父と同じ事をしています
元旦早々今か今かと年賀状を持ってくる
ポストマンを待ち焦がれているのです
ビートルズが歌っている
「プリーズミスターポストマン」
の心境ですよ、まさに
人間はその年、また立場になって見ないと分かるようになりませんね
色んな事柄が