中国ブロックテスト
私らの世代には、高校の時こういう名の今で言う共通テスト?
らしきものが実施されていました。
このテストの問題が難しいなんてものじゃない。
特に数学や物理などは、理数の苦手な私なんぞは
解答を見てもよく分からない。
クラスに数学の得意な奴がいて、何と満点を取りました。
わたしゃ20点か30点しか取れないのに・・・
その当時は人間の頭はどうしようも無いくらいに
差の有るもんだと痛感したものでした。
先日の高校の同級生の忘年会の時に、たまたまその話がでました。
「佐々木、Uの中国ブロックの満点の真相聞いてるか?」
「いいや、あいつ数学で満点取ったよなあ~」
「馬鹿!わしも数学、学校のテストではそこそこの点数とっていたのに
何ぼ逆立ちしても、50点も取れんからショックだった」
卒業後にUと飲みに行き「お前、すごかったよなあ~、中国ブロック」
と言うと、Uは照れくさそうに
「あれは実は自分の出身中学は先にテスト受けていて
問題も解答も知っていたんじゃあ~」と言ったそうです。
何たる事ぞや!この馬鹿たれ!
そんな事とは露知らず・・・
私は自分の数学的能力のなさに絶望感に打ちしがれたのに
そいつは理数は出来ていて、一浪して慶応の工学部には行きましたが・・
不正をしていたとは・・・
ふざけた話です。