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社長ブログ

「ダンヒルのライター」 広島 注文住宅
投稿日:2018年11月14日

ダンヒルのライター

住風土研究会で一緒の仲間のYさんから聞いた話です。
現在60歳今年息子さんに社長の座を譲り悠々自適の生活です。
ゼネコンの現場監督から23歳の若さで仲間三人で営繕の会社を
起こされたそうです。
最初は主に日曜大工から浄化槽の清掃、建具の建てつけ直し
何でもやったそうです。
今から40年くらいまえの話、今みたいにリフォームのブーム
は有りません。
その頃の普請は一部のお金持ちの旦那衆が道楽で自分の家などを
普請するのが多かった様です。
旦那衆と知り合いになるために昼間肉体労働しながら
夜はネオン街を飲み歩き旦那衆と知り合いになろうと
飲み歩いたと言うから、事業を起こし大きくする人は
発想が違います。
タイトルのダンヒルはその当時の話。
あるとき大手建設会社の重役の家の浄化槽を清掃中
なけなしのお金をはたいて買ったダンヒルのライターを
上着の上ポケットに入れたまま清掃していて浄化槽の中に
落としたそうです。
汚物の中に手を突っ込んで探したけど見つからない。
しょげている所を奥さんに声をかけられ事情を話すと
部屋に招きいれダンヒル、カルチエ幾らでもあるライターの中から
同じライターを見つけ頂いて帰ったそうです。
それから時を経ること30数年去年その奥さんから
電話がありました。
久しぶりにそのお宅にお邪魔すると金メッキははげて変色した
ライターを渡されたそうです。
当時の記憶が走馬灯のように駆け巡り「奥さんこのライターはまさか!」
家を建て替えるのに浄化槽を撤去するのに業者さんが見つけ・・・
「これは昔旦那さんが落としたのではと」渡されたそうです。
「Yさん貴方は今では立派な社長さんになったけど、あの当時は一生懸命頑張って
たわねぇ~」と思いで話に花が咲いたそうです。

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