

ヒノキ造りの家の場合は造作材もヒノキを使います
無垢のカマチ建具をヒノキ材で作ると高価になり過ぎるので米ヒバをよく使ってましたが最近では米ヒバが高くなりすぎてヒノキ材を使用しています。
今自宅を建て替えていますが無垢かまち建具はヒノキ材を使用します。
日本ヒバと米ヒバは、名前は似ていますが、全く異なる種類の樹木です。しかし、木材としての特性が似ていることから、日本では「米ヒバ」として流通し、日本ヒバの代替材としても利用されています。 以下に、それぞれの違いを詳しく解説します。 1. 樹種と学術的な分類 | 項目 | 日本ヒバ(青森ヒバ、能登ヒバ) | 米ヒバ(イエローシーダー) | |—|—|—| | 樹種 | ヒノキ科 アスナロ属 | ヒノキ科 ヒノキ属 | | 学名 | Thujopsis dolabrata | Callitropsis nootkatensis | | 別名 | アスナロ、ヒノキアスナロ、アテ | イエローシーダー、アラスカシダー | ご覧の通り、日本のヒバは「アスナロ属」に分類されるのに対し、米ヒバは「ヒノキ属」に分類されます。つまり、ヒノキの方が米ヒバと近い仲間ということになります。 2. 生息地 * 日本ヒバ: 日本固有の樹木です。特に青森県と石川県(能登半島)に天然林や植林地が集中しています。 * 米ヒバ: 北アメリカの太平洋沿岸、アラスカ州からオレゴン州にかけての湿潤な地域に広く分布しています。 3. 木材としての特徴 両者は樹種は違いますが、木材としての特性が非常に似ています。 | 項目 | 日本ヒバ | 米ヒバ | |—|—|—| | 香り | 爽やかな独特の香り。ヒノキチオールとβ-ツヤプリシンが主成分。 | 日本ヒバに似た独特の香気。 | | 色 | 心材は淡黄色から黄白色。 | 心材は鮮やかな黄色。これが「イエローシーダー」という別名の由来です。 | | 耐久性 | 極めて高い。水湿に強く、シロアリや腐朽菌に強い。 | 極めて高い。日本ヒバと同様に、水湿やシロアリへの耐性が強い。 | | 抗菌・防虫性 | 非常に高い。特にヒノキチオールが豊富。 | 高い。ヒノキチオールなどの天然成分を含む。 | | 価格・供給量 | 高価。希少価値が高く、計画的な伐採が行われているため供給量が少ない。 | 比較的安価。天然林の規模が大きく、供給量が安定しているため、日本のヒバよりも安価で手に入る。 | | 加工性 | 比較的柔らかく、加工しやすい。 | やや軽軟で加工が容易。 | | 用途 | 建築材(土台、柱)、風呂桶、まな板、アロマオイル、工芸品など。 | 建築材(寺社仏閣の構造材、内装材)、建具、家具、彫刻材、電柱など。 | まとめ:日本ヒバと米ヒバの大きな違い * 樹種: 日本ヒバはアスナロ属、米ヒバはヒノキ属であり、別の樹種です。 * 価格: 日本ヒバは希少性から高価な高級木材である一方、米ヒバは供給量が多いため安価です。 * 色味: 日本ヒバが黄白色であるのに対し、米ヒバはより鮮やかな黄色味を帯びています。 両者とも優れた耐久性、抗菌・防虫性、そして独特の香りを持っており、特に水回りや建物の土台など、湿気や腐朽に強いことが求められる場所で重宝されています。しかし、流通量や価格の面で大きな違いがあるため、用途や予算に応じて使い分けられています。
大都会は住宅の敷地面積が15坪くらいしかないのは 当たり前です。 3階建てが主流です。 私の住んでる南区でも狭い土地に建て売り住宅や注文住宅が 所狭しと乱立しています。 ペンシルハウスについて詳しく調べてみました。 参考にして下さい。
ペンシル住宅とは、主に都市部の狭い土地に建てられる、細長い形状の住宅のことです。その形が鉛筆に似ていることから「ペンシルハウス」とも呼ばれます。 一般的には、15坪から20坪程度の狭小地に建てられる3階建ての戸建て住宅を指すことが多いです。土地が狭い分、高さを活用して居住スペースを確保するのが特徴です。 ペンシル住宅のメリット * 利便性の高い立地 地価の高い都心部でも、狭い土地を利用することで、駅に近い場所や人気エリアにマイホームを持つことができます。 * 土地代・維持費を抑えられる 広い土地に比べて土地の購入費用を抑えられます。また、敷地面積が狭いため、固定資産税などの維持費も比較的安く済みます。 * 個性を活かした設計が可能 各階を独立した空間として活用するなど、工夫次第で自分好みの個性的な家づくりができます。例えば、1階に水回り、2階にリビング、3階に寝室といったように、フロアごとに機能を分ける間取りが多く見られます。 ペンシル住宅のデメリット * 階段の昇降が多い 3階建てが一般的なため、階段の昇り降りが多く、生活動線が悪くなりがちです。特に、高齢になった際の負担や、子育て中の家事動線に不便さを感じる場合があります。 * 隣家との距離が近い 土地を最大限に活用するため、隣家との距離が近くなる傾向にあります。そのため、プライバシーの確保や、日当たり、騒音などが問題になることもあります。 * 建築費が割高になる場合がある 狭い土地での建築は、重機が入りにくいため手作業が多くなり、人件費がかさむことがあります。また、エレベーターや吹き抜けなどを取り入れると、さらにコストが増える場合があります。 * 売却が難しい可能性がある 特殊な形状や間取りのため、将来的に売却を考えた際に、買い手が見つかりにくいことがあります。 ペンシル住宅は、都心部の利便性を重視し、土地の制約を克服してマイホームを持ちたい方にとって魅力的な選択肢です。しかし、デメリットも理解した上で、自身のライフスタイルに合った設計を検討することが重要です。
本来の風通しの重要性を考えて見ませんか?
開き戸と引き違い戸は、日本の住宅において古くから使われてきた代表的な建具です。それぞれの歴史と特徴について解説します。
開き戸(ひらきど)
歴史
開き戸は、扉の片側を蝶番(ちょうつがい)などで固定し、もう一方を軸として回転させて開閉する扉です。日本においては、引き戸よりも古い歴史を持つとされています。
* 飛鳥・奈良時代: 法隆寺金堂の出入り口に使われている一枚板の開き戸が、現存する日本最古の開き戸の一つと言われています。当時は、寺院や権威のある建物の扉として主に用いられていました。
* 平安時代: 貴族の住まいである寝殿造りでは、主に「妻戸(つまど)」と呼ばれる観音開きの開き戸が使われていました。これは、中国から伝わった建築様式に由来するものです。
特徴
* メリット:
* 気密性・遮音性が高い: 扉と枠が密着するため、音や冷暖房の空気が漏れにくいです。
* 防犯性が高い: 鍵や錠前をつけやすく、外部からの侵入を防ぎやすいです。
* 開閉がスムーズ: 扉を押したり引いたりするだけで簡単に開閉できます。
* デメリット:
* 開閉スペースが必要: 扉が回転する分のスペースを確保しなければならず、狭い場所や通路には不向きです。
* 風で扉が閉まる: 風が強い日に開けておくと、急にバタンと閉まってしまうことがあります。
引き違い戸(ひきちがいど)
歴史
引き違い戸は、2枚以上の戸をレールや溝に沿って横にスライドさせて開閉する扉です。開き戸に比べて、日本の風土に適した建具として発展しました。
* 平安時代: 貴族の寝殿造りにおいて、外と内を仕切る「蔀戸(しとみど)」という、跳ね上げて開閉する重い扉が使われていましたが、開け閉めが大変でした。この課題を解決するために、平安時代後期から「遣戸(やりど)」と呼ばれる引き戸が普及し始めます。
* 室町時代〜安土桃山時代: 書院造りが発展するにつれて、襖や障子といった引き違い戸の建具が室内の間仕切りとして広く使われるようになりました。これにより、部屋を一つの大きな空間として使ったり、仕切ったりする自由な間取りが可能になりました。
* 江戸時代: 江戸時代には、町屋や一般の民家にも引き違い戸が普及しました。特に、雨戸や縁側の窓など、外部と内部をゆるやかに隔てる建具として重宝されました。
特徴
* メリット:
* 省スペース: 扉を開閉するためのスペースが不要で、狭い場所でも設置できます。
* 開口部の調整が可能: 好きな位置で扉を止められるため、採光や通風を細かく調整できます。
* 空間の一体化: 複数の戸をすべて開け放つことで、部屋と部屋、または部屋と庭を一つの大きな空間として利用できます。
* デメリット:
* 気密性・遮音性が低い: 扉と扉の間に隙間ができやすく、音や空気が漏れやすいです。
* レールや戸車のメンテナンスが必要: 定期的に掃除をしないと、レールにゴミがたまって開閉が重くなることがあります。
* 鍵の取り付けが難しい: 開き戸に比べて複雑な鍵が必要になる場合があります。
まとめ
開き戸は、ヨーロッパを中心に発展し、気密性や防犯性を重視する文化の中で進化しました。一方、引き違い戸は、高温多湿な日本の風土において、通風や空間の柔軟性を追求する中で生まれた、日本独自の「大発明」と言える建具です。現代の住宅では、それぞれの特徴を活かし、用途に応じて使い分けられています。