主婦の中には、当然ですが料理が苦手な方もいます。 料理が好きでも、忙しくて負担に感じている方もいます。 しかし、共働き世帯でさえ主婦が担当する家庭は多いものです。 とはいえ、どんなに苦手でも誰かが料理を作らなければなりません。 ならば、その負担を少しでも減らしてあげたいですよね。 「苦手だけど、ちょっと楽しいかも」 と思ってもらえる工夫ができれば、家の中の雰囲気も良くなるのではないでしょうか。 例えば、 ・レシピを見ながら料理できるよう、見やすい場所にタブレットを置けるようにする ・よく切れる包丁で、食材を切る苦痛を減らす ・使い勝手の良い場所に必要なものを置けるよう、収納の配置を工夫する ・調理家電で料理の負担を減らせるよう、使いやすい場所にコンセントを設ける ・気分が上がるよう、好きな設備や道具を取り入れる ・足の負担を減らすため、質の良いキッチンマットを敷く ・掃除の負担を減らすため、汚れが付きにくく落としやすい設備を選ぶ ・冷暖房を充実させ、調理中の暑さや冬の底冷えを防ぐ ・家族にも積極的に協力してもらえるよう、複数でも作業しやすい空間にする ・子どもが安心して作業できるよう、子供用の包丁を用意する などの方法はどうでしょうか。 このとき、必ずしも費用をかける必要はありません。 楽しい空間づくりや負担を減らす方法を工夫すれば良いのです。 あなたの家庭に合った方法を、ぜひ考えてみてください。 ところでよく「キッチンは女の城」と言いますよね。 「料理するのは自分だから自分の意見優先。他の人の意見は必要ない」 と言う女性もいますし、 「自分は料理したくないからキッチンづくりには一切関わりたくない」 という男性も、そのフレーズを使うことがあります。 それが良い方向に作用すれば問題無いのですが、奥様の思い入れがあまりに強すぎたために、家族がキッチンに入ることにすら苦痛を感じるようになった事例があります。 家族と使うことを想定したキッチンづくりをすると、一緒に作業することでしか得られないコミュニケーションを楽しめます。 料理や片付けの方法も伝えることもできます。 そんなキッチンづくりをするには、家族みんなの意見が必要です。 まずは、最もキッチンを使う人がリーダーになって基本の案を出します。 その後、家族の意見を聞きながら、みんなが使いたいと思えるキッチンに仕上げてみましょう。 家族みんながキッチンに立てるようになれば、奥様が体調不良になった時も安心です。 火や包丁の扱いを知ることで、火事やケガを防ぐ方法も学べます。 何より、家族と過ごす時間を増やすことができます。 キッチンづくりは、ぜひ家族の考えも聞いてみてくださいね。 家づくりの情報をお届けするメルマガ夢職人は下記をクリックすると登録できます。